さぁ!
寒いけど雨と雪が降らないのなら
バイクに乗りやがれ~~!
って事で青ガッパ号のエンジンをかけました。
今日は積雪や凍結の心配をしなくても良い
峠越えも無いルートで行ける
大分県の国東半島に行こうと思います。
寒いので10時前と言う
ツーリングライダーとしては失格のような
遅い時間にスタート。
薄曇りの寒~~いアグリラインを走って
寒さに負けて中津で休憩です。
温かいココアを飲むついでに
黒田官兵衛さんのお城へ。
まだ大河ドラマ効果で
正規の駐車場の方は観光客がけっこういらっしゃいました。
本当はここに寄らずに
国東半島までノンストップのつもりだったけど
この後どうしよう?
寒いし帰っちゃう?
(マジか?)
たまにバイクに乗りたくて走って見たものの
ちょっと乗って満足して寒さに負けて
帰りたくなっちゃう時ってあるよね?
(あるよね?あるよね?オレだけかぁ?)
と、すこし弱気になったけど
停まってると寒さのブルブルもおさまって来たので
やっぱり国東半島を目指します。
(帰るんじゃねーよ)
今日は国東半島の海岸にあると言う
「お尻岩」を探すツーリングです。
このいかにも小学生低学年が喜びそうな
「おしり」と言うキーワードを
引っさげてまずは国東半島の付け根にある
豊後高田へ。
遅い時間に出たので
ここでお昼になっちゃったんだよ。
なので今日のランチはココ ↓
昭和のレトロな街の中にも
食べるところはあるのだけど
ここのお蕎麦が美味しいんだよ。
名前をみただけで
絶対美味しいって感じがするでしょ?
一押しのようにメニューの1ページをまるっと
占領して載せられてた
「軍鶏南せいろ蕎麦」(1380円)
歯ごたえのある軍鶏のお肉が入ったすこし濃い目の御汁に
のど越しの良い蕎麦を着けて食べます。
蕎麦の風味もしっかりあって
のど越しも良いし噛み続けたくなるようなお蕎麦です。
半分食べたくらいで気分を変えて
柚子胡椒を入れて最後は蕎麦湯で割って御馳走様。
んじゃ、お尻岩に向けてシュッパァ~ツ!
フォオオオーーーーン
ドリュリュリュリューーーー
大好きな広域農道を走って
一度国道に出ます。
香々地でR213に出て
すぐに長崎鼻へ向かう道へ
天気も良くなったので
お尻岩を探す前に長崎鼻に寄りま~す。
ライダーで良かっぱと思う道です。
(さっきまで「帰ろうか?」とか言ってたくせに)
長崎鼻の駐車場の先に遊歩道があるので
そこの手前でストップ。
着いたよ~
パワースポットだよ~~
親切な案内板が出てる場所から
階段を下ります。

するとポッカリと開いた空間が・・・
海賊の隠れ家みたいな空間が出来てるよ。
奥には干潮時に渡れるお堂があります。
波のタイミングさえ合えば
走って行けそうだったけど・・・
危険が危なそうなので岸から拝むだけ。
この長崎鼻は「鼻」って名が付くだけあって
小さな岬になっているので
遊歩道を歩いて先端まで行きます。
その先端にはあるべき物がしっかりと
わたしを待ってくれていました。
「香々地灯台」
(長崎鼻灯台じゃねーんだな)
古くも無ければ新しくもない
しかもそれほど重要な感じがしない灯台だけど
先端に来た記念碑と思ってちゃんとジドリもしてきました。
香々地灯台からは
豊後水道が綺麗に見渡せます。
朝は挫折しそうだったけど
最高のツーリング日和になってきた。
長崎鼻の景色を楽しんだ後は
お尻岩があると言う道の駅に行きます。
「道の駅 くにみ」
シンボルのタコです。
(ちなみにタコの顔になってるところは内臓だからな。良い子は勘違いすんなよ)
探してるお尻岩は道の駅から
入ったところの海岸にあるらしいので
海岸へ出てみます。
初めて入ったけど
めっちゃ綺麗なところでした。
海岸の前には広場もあって
「広場」と言うのがぴったりなほど広い。
奥まで歩くと大人の遊具もあります。
夢と希望を持った大人しか遊べない遊具です。
それとサッカー少年を育成するためか
サッカーゴールが設置されています。
(ちなみにサッカーで有名な国見は長崎県)

んじゃ、広場の先の海岸へ行きましょう。
広場からも遊歩道が海岸に出ていますが
何故か思ってた風景とちょっと違います。

なんかココじゃないような気がするけど
とりあえず先まで行くと姫島が綺麗に見えました。
景色は良いけど石が無いね。
あれ?
もっと岬の先端の方なのかな?
そう思って遊歩道から権現崎へいける道が
出ていたのでそっちへ歩いてみます。
戻ってバイクで出直そうかと思ったけど
それほど歩かないまま先端に到着。
すると・・・
なんとなく見覚えのあるポーズを取ったお方が・・・
あ、あなたはもしや?
その、もしやの
清虚さんでした。
九州の関門海峡の安全を見守る
清虚さんの像がここにもありました。
(注:おっさんと言うとバチが当たります)
船の安全を見守ってくださる清虚さんに
敬意を表して儀式を!
その清虚さんが見守る
海岸へ出てみます。
石がゴロゴロですが
わたしが調べていた風景と違うぞ(汗)
ここじゃ無いのか?
とりあえずスマホで調べ直して
違うって判ったのだけど
悔しいのでお尻っぽい岩を見つけておいたよ。
もう、これで良くネぇ?
・・・
うんにゃ!
やっぱりここまで来て本物を見ないで帰るわけには
いか~~ん!
帰りの広場でちょっと休憩して
先へ
R213を走って国東町へ向かいますが
その途中で鳥居の乗った金比羅岩がありました。
お尻岩を見た後だったら
あの鳥居まで行くところですが
まだ目的を果たしてないので先へ急ぎます。
そうなのだ
お尻岩のある道の駅って
さっき寄った「道の駅:国見」じゃなくて
同じ半島の先にある「道の駅:国東」だったんだよ。
適当に情報をナナメ読みしたわたくしが悪いのですが
同じ半島にこんな紛らわしい名前の道の駅を
造るんじゃね~よ。
間違うだろうがっ!
で、これが正解の「道の駅:くにさき」
小さな道の駅ですが
観光案内所には得体のしれないキャラがいらっしゃいます。
カボスみたいな変な奴です。
(カッパが言うな)
3Dじゃなくて2Dで作ってるのが
地方っぽくて良いよ。
おまけに金運にも良さそうな事が書いてる。
ちゃんと尻尾に触っておきます。
では、お尻岩があるという黒津崎海岸へ
道の駅の裏から海岸へ向かう
遊歩道が出ていました。
500mくらい歩いたところから
海岸に出る道があったので
出てみるとここが黒津崎海岸らしい。
そうそう、こんな花崗岩が転がってる
海岸にお尻岩があるんだよ。
そんな予感をさせるような
変な形の岩がいっぱいです。
そんな奇岩の中に
一際大きな丸い岩が転がってる方へ行くと
やっとお尻岩を見つけたよ。
これが苦労して見つけたお尻岩だ ↓
形の精度はもう突っ込まないでください。
せっかく探したんだからぁ~。
まぁ、苦労したのは勝手にわたしが道の駅を間違っただけだけどな。
では、お尻到達記念撮影を。
わたしと比べると大きさがわかるでしょ?
お尻に悩みがある方は
是非探して触っておくといいかも。
あ、ただし潮が満ちちゃうと
ここまで行けないからね。
これで今日の目的は完了です。
「寒い中、わたしはこんな石ころを見るために走って来た」
なんとも言えない虚脱感と
達成感を感じながらお尻岩を後にする青いバイク。
さぁ、お尻をいっぱい触って来たし
一気に帰るよ~~!
来た道を戻るルートは嫌なので
杵築方面に走って初めて走る大分空港道路へ入って
速水Jctから宇佐別府道路で帰ります。
高速を使ったので帰りのHFRは
まだ明るい時間に通過できました。
2月に入って少し日が長くなったね。
上毛のローソで
ツーリングの時は必ず飲むココアを頂きます。
期間限定で塩キャラメルココアになってるけど
普通のココアと味の違いがいまいちわかんない。
でも、このローソンで買った塩キャラメルココアがおかしいのは
判ります。
ミルクの味しかしねぇ~。
レジに行って「あの~、このココアなんですが
色はココアの色になってるんだけど
ミルクの味しかしないよ
機械の調子が悪いの?」と言うと
やっぱりどこかが詰まってるようで
アレコレとバイトのオネーサンが機械の裏側をいじって
頑張ってくれます。
でも、どんどんレジに列が・・・(汗)
めっちゃ罪悪感を感じるじゃない。
結局、機械は治らず返金してもらって
身体が温まる事無く先へ。
朝の挫折しそうな寒さが戻って来たので
長い時間耐えるのは嫌だってことで
新しく開通した椎田ICから東九州道で帰ります。
そしてやっぱり誰もいない今川PAでトイレ休憩。
真冬のマジックアワーは想像以上に寒かった。
宵の明星を見ながら
九州道に入り普通に一般道で帰るより
早く帰宅。
お尻岩を探すツーリングだったけど
よく考えたら今年で初めてまともに
いっぱい走ったツーリングだったよ。。
これから日が長くなるし
次回はもっといっぱい走れると良いな。
