今年に入って3個目の石探しでございます。
寒い2月に大分の国東半島で
おしり岩を探して前回のツーリングでは
山口県で蛙岩。
下ネタと両生類という好感度を下げかねない
岩が続きましたが今回は
女性ウケも狙ってメルヘンなハート岩を目指しますよ。
ちなみに過去にツーリングで見た岩はこんな感じ ↓
[蛇巻岩・不動岩・おっぱい岩・立神岩・おしり岩・両子岩・カンカン石・ゴジラ岩
陰陽石・悠久石・わくど石・蛙岩・押戸岩・佐田京石・ストーンサークル・橋杭岩など他数か所]
今回のツーリングの行き先は熊本県の天草
天気予報などの簡易地図では
バッサリと省略されちゃう半島ね。
相棒はいつもの青ガッパ号と
ステファニーでお送りいたします。
ステファニーをくっつけた青ガッパ号は
九州自動車道を南下。
文章で書くとワンスクロールで
アッと言う間に松橋ICのところまで来てるけど
本当は熊本まで走り慣れた・・・すなわち
飽きた道をずっと走るので退屈で長い時間なんだよ。
でも松橋ICから天草方面って何回も来てないので
ここからが新鮮な気持ちで走れるツーリングの本番です。
道の駅不知火でインナーを脱いで
少し先へ走ったところにある永尾神社へ
本殿は海沿いの丘の上にありますが
参道は海へ伸びています。
巨大なエイの化身である海童神が祀られていて
海上交通の安全かと思ったけど
胃腸の病気にご利益があるんだって。
夏でもお腹にホッカイロを貼って走るほど
お腹が弱いのでしっかり祈っておきます。
あ、本殿の向きは逆だった・・・(汗)
逆だと気付いた時はもう
走り出してたよ。
引き続き海沿いのR266を走るけど
南向きに面してるので
この周辺はとっても南国チックです。
緑が濃いよ。
葉が落ちた木とか
枯れたススキとか冬の痕跡がまったく無い。
五月のような気持ちのいい風を受けながら
走ってると渡れそうな島がありました。
島というより岩礁だけど
ギリギリ行けそうだよね。
行かないケロ
こんな小さな島じゃなくて
ちょっと行って見たい島があるので先を急ぎます。
戸馳島を通り過ぎたところにある小さな街へ
教会みたいだけど
駅だよ~。
JR三角線の終点の駅です。
リニューアルされた新しい駅なんだけど
教会みたいなデザインが天草らしいよね。
三角の先でR57との交差点を
左折して天草パールラインへ
ここで天草1号橋を渡ります。
高くて怖くて写真は無いです。
渡った先にある「藍のあまくさ村」でトイレ休憩。
天草四朗さんに挨拶して
R266をさらに南下すると
何も観光案内も出てないけど
曲がるべき県道107号線の分岐を見つけたので
曲がりま~す。
野牛島に渡る2連綱ランガー桁の西大維橋。
そしてこの西大維橋の後に出て来るのが
維和島に渡る東大維橋。
全長380mと立派な吊り橋ですが
幅は1車線しかありません。
車同士だとお互いに寄せてギリギリかな?
橋の中央部が少し広くなってて
本当は離合(九州の方言ですれ違うって意味ね)する場所ですが
車が来ないのを確認して橋から眺めます。
小さな島がポコポコ浮いていて
めっちゃ綺麗です。
初めて来たけどとっても良い所だ。
ライダーで良かったと思う瞬間でございます。
ステファニーと一緒に景色を眺めていると
遠くに雲仙普賢岳が見えました。
維和島の道はと言うと
北側の半周ほどセンターラインがある道が
通っています。
島の中で脇道を探検しようと入ってみたけど
だいたいクルマエビの養殖場に出るようだ。
海岸線のほとんどがこのクルマエビの
養殖場になっていて
どうもこの維和島がクルマエビ養殖の発祥地らしい。
北側を回ると集落で綺麗な道が終わるのでそこから
島の中を走る林道へ。
しばらく島の中央部の稜線に沿って走ると
見晴しの良い場所に出ます。
林道を下りて再び海沿いに出てちょっと先へ
行ったところで道が終わりました。
行き止まりになった岬には巨大な鉄塔が
鉄塔の下もクルマエビの養殖場で
砂を日光消毒してるのかな?
で、気になる巨大な鉄塔の先は・・・
対岸の上天草の下大戸ノ岬とつながっていました。
電線の上を歩けば
本土に戻れるけど素直に戻ります。
島の西側を走る外周路を行くと
さきほど渡った東大維橋が見えて来た。
橋を渡って元のR266から
天草五橋を渡って松島町で今日のお昼ごはんを
食べちゃいましょう。
何件か食べる場所をインプットしてたけど
路地に入るのが面倒だったので
国道沿いにある「いけす料理 ふくずみ」さんにお邪魔しま~す。
そしていただきま~す!
貝汁も付いて1600円
ウニ丼がおすすめですが
色んな味が食べたかったので海鮮丼にしたけど
海鮮物の激戦区だけあって
美味しいよ。
んじゃ、ツーリングの続き~。
迷うことなくず~っとR266を走って来たけど
龍ヶ岳町から龍ヶ岳に登る林道へ
地名になってるけど山の名前でもあります。
この山道の先に今日の目的地があるのだ。
どんな林道かと
ドキドキしてたけど荒れてる場所もなく
完全舗装路のクネクネが続く林道でした。
薄暗い場所も無いので
気持の良いまま470mの山頂まで行けそうです。
山頂に着くと駐車場があるのだけど
予想通りにダ~レもいね~ヨ。
消えかかった駐車用の枠があるけど
無視して出やすい向きのままワガママ停めして
山頂に向かう遊歩道を歩きます。
展望台に行くまでもなく
目の前に絶景が・・・
綺麗な海を横目に見ながら
斜面をすこし登ると龍ヶ岳の展望台がありました。
登ると思った以上に断崖絶壁の上で
それだけ見晴しは最高でした。
真正面には樋島
ここも維和島と同じく
2つの橋で渡れるようになっているらしい。
また今度来た時は渡ってみようかな。
展望台からは遮るものが無いので
樋島から対岸の本土まで見える
景色を独り占め。
うっすら見えてる本土は日奈久から芦北辺りかな?
ずっと眺めていたい景色だよ。
展望台からじっと遠くを見ていたけど
フッと展望台の下を見ると大きな石がゴロゴロしてて
スリル満点なビュースポットになっているのを発見!
とりあえずジドリ用の立てそうな岩を探します。
高すぎてクラクラしそうな岩はパス。
下に樹があってなんとか座れそうな
岩があったので響のジドリタイム。
展望台より気分的に3倍
絶景に感じます。
この大きな岩の少し下の方に
今日のお目当てのハート岩がありました。
探すかな?と思ってたけど
親切な案内板が出てたよ。
ま、親切なのは案内板とこの風で
飛んじゃいそうな注意書きだけ ↓
この先は完全な自己責任ゾーンです。
目的の幸せのハート岩は
足がガクガクする場所にありました。
おもったより見やすい場所にあったけど
かなり危険が危ない場所にあるんだね。
ハート岩からは
さきほどジドリをした展望台と岩場が見えます。
けっこうスゲー所にあったんだな。
お尻がムズムズするけど
ハート岩を真上から・・・
ま、すこ~し形に突っこみどころがあるけど
自然にできた形と思えばハートと呼べる形をしてるよ。
それでは
全国の愛に飢えてる高所恐怖症の方に代わって
わたしから愛の念を送らせていただきます。
「愛よ、届け!」
これで今日の最大のミッションは完了です。
本当はもっと怖い場所にあると思ったけど
簡単に見付けれてよかっぱ、ヨカッパ
ちなみに響のハート岩のイメージは
こんなんでした ↓
見下ろすところにあると言う情報だけをインプットしてたけど
どうも展望台から見下ろす場所にあると言う事だったみたい。
では、絶景独り占めだった龍ヶ岳を下ります。
登って来た道ではなく
倉岳町方面に下ると
もう山間部なのに田植えの準備をしてました。
島の外周を通るR266に無事に出て
さらに先へ。
帰る前に倉岳大えびす像を見て帰ろうと走ってると
山の斜面が菜の花畑になってる場所を見つけたよ。
海と菜の花がとっても綺麗です。
倉岳大えびす像は写真には写ってないけど
下の海沿いの集落にあるようです。
菜の花の良い香りとは言えない
独特の香りに包まれながら海を眺めてから
何気なく山側を見るとこちらも綺麗でした。
黄色い桜?
菜の花の見過ぎで黄色っぽく見えてるの?って
思ったけどやっぱり黄色い花だよね。
では、菜の花の段々畑を下って
漁港に出たところにある倉岳大えびすへ。
でっかいよ~!
めでたいよ~~~!
高さ10mのとってもまぶしい恵比寿様でした。
もちろん世界の平和と
わたしだけに訪れる金運も願っておきます。
完全に大黒天様と御利益を勘違いしてる響ですが
ただしくは豊漁や海上の安全を見守ってくださる神様でございます。
とりあえずここで水分補給をして
帰る前に体力を回復さておきましょう。
長々と走った海沿いのR266を戻るのが
どうしても嫌だったので
少し遠回りだけど本渡側まで行って
上島の中央部を走る天草オレンジラインで戻る作戦で南下します。
するとその途中でカッパを発見!
「1日1カッパ」
楢本町の温泉施設の前にカッパがいたよ。
親子カッパで
お母さんカッパはやっぱり巨乳でした。
巨乳とカッパを見つけて元気が出たので
ママカッパとハイタッチ。
んじゃ、天草オレンジラインに行くよ~
広域農道なので車もいなくて
超快適な道でございます。
もっと正確に言うと上島中央地区広域営農団地農道と言うらしい。
序盤はずっと登りだけど
海を見ながら走れて最高です。
しばらくアップダウンのある綺麗な道を走って
松島から国道へ
天草五橋を渡って
三角西港。
夕方の古い港は
わたしの為にあるような場所だ。
三角西港でのんびりした後は
天草街道(R57)で宇土市方面へ
夕日が当たって
帰りにこっち側を走る作戦で正解でした。
有明海側は夕方が綺麗なんだよね。
一気に帰るつもりが沈む夕日と潮が引いた干潟をみて
我慢できずに寄ってしまった
長部田海床路
水没する道は今日も
海に向かって伸びていました。
とりあえず寄るつもりじゃなかったけど
最後のジドリをして帰ります。
R57からR501へ曲がって
緑川沿いを走るk241
宇土市街地や熊本方面へ向かう
帰宅ラッシュを避けて
緑川の土手を快走。
その緑川から見る
雲仙普賢岳の夕景。
今日もたくさん良い景色をみさせて
いただきました。
御船ICから高速に乗って
退屈な時間に耐えて無事に帰宅。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
わたしのハートは届きましたでしょうか?
そではまたのご乗車をお待ちしております。
~ Minoristo Hibiki~
miyomiyo
2015年04月08日 01:38
ハート型の岩を見る目的なのにめっちゃストーリーが充実してます。
海鮮丼あり菜の花畑ありカッパ有りでコンプリートしてると思います。
近頃の風潮だとネコが欠けてるって意見もありそーです。
にしても黄色い桜っぽいのはハナモモかと思っちゃいました。
アオモジかも知れないので、樟脳の香りがするか確かめてきてくらさい。
2015年04月08日 01:38
ハート型の岩を見る目的なのにめっちゃストーリーが充実してます。
海鮮丼あり菜の花畑ありカッパ有りでコンプリートしてると思います。
近頃の風潮だとネコが欠けてるって意見もありそーです。
にしても黄色い桜っぽいのはハナモモかと思っちゃいました。
アオモジかも知れないので、樟脳の香りがするか確かめてきてくらさい。