京丹後ツーリング1日目はココから
チュンチュン =m・>
Σ・m= チュンチュン
目覚ましで起きて部屋のカーテンを開ける
今日のお日様が私を迎えに来てくれてるようだ。
宮津の街の中のコンビニで朝のパンを買っていたので
軽く朝食をとってツーリングの2日目のスタート。
初めて青空駐車で朝を迎えた青ガッパ号に
荷物を積んでまずは昨日
傘松公園展望台に行くときに通った
阿蘇海沿いを走ります。
(阿蘇海って言うだぁ!いまレポ書くとき地図を見て初めて知ったわ)
朝が早いので車がぜんぜんいねーよ。
天橋立の付け根のところで
とりあえず気合を注入!

いってきま~す!
そしてさようなら~~!
宿泊地から出た響と青ガッパ号は
R178を北上して丹後半島の周遊ルートへ
半島の東側なのでまぶしい朝日を浴びて走ってると
伊根町に入ります。
舟屋で有名なところなのでどこかに停めて
舟屋をみようと思ってキョロキョロしてるとこんな穴を発見!
舟屋と関係ないと思うけど
横穴古墳か?
ちょっと気になって観察してみると・・・
親切な看板があったよ。
一生懸命書いてくれた感があって
ほっこりする。
で、これが伊根の舟屋
有名スポットなので
いまさら紹介しないでも良いかもしんないけど
わたしは初めてなんだもん。
日本一潮の干満の差が大きい有明海が九州にあるけど
ここは干満の差が極めて小さく
しかも日本海側なのに南に湾が向いてる良港として
こういった舟屋の文化が生まれたらしい。
今はガレージに車が当たり前だけど
ここはガレージに船を入れてるって事だな。
二階の窓から釣りがしてーよ。
ほとんどの家は今でも漁業を営んでるようだけど
観光地なのでcafeや民宿を経営してる家も
けっこう多いみたいです。
まだ開いてね~けどな。
伊根の舟屋から出て
海側へ抜ける道を見つけて入ると
入江とはまた違ったダイナミックな風景に豹変
今日はこんな風景がいっぱい見れる予感がするよ。
若狭湾を見下ろす道をさらに走ります。
すると新井の棚田の横に
綺麗に区画された棚田が海に突き出ていました。
定規できっちり引いたみたいな棚田も
かっこいい。
海沿いの道から元のR178に戻った所に
浦嶋神社がありました。
昔話のはずだけど
ここには浦嶋太郎伝説が残ってるらしい。
亀 ↓
これに乗ってれば竜宮城に行ける?
やだよ、足がつかない海はこえ~し
魚の踊りを見て気付いたらじいさんにだなんて
なりたくね~よ。
(玉手箱開けるなと言われても開けちゃう人)
神社の方は小さな本殿があって海亀の甲羅が
神殿に掲げられてる素朴な神社でした。
乙姫様にお別れして
さらに進んで甲崎展望台付近
ここから半島の先端の経ヶ岬まで
こんな絶景ロードが続くよ。
道も綺麗でバイク乗りでよかっぱと
思わせる道でございます。
国道から岬に向かう道に入ると
そこはサルだらけ。
もう道のあちこちにいっぱいいるよ。
どうも桜並木に成ってるサクランボを食べてるみたい。
なので道路にはサルのうんきょがいっぱいで
避けるのが大変だってんだよ。
(うんきょクセ~)
うんきょを華麗によけながら
経ヶ岬に到着。
(2個くらい踏んだかも)
予想はしてたけど
やぱりわたしだけ。
では、灯台に会いに行きましょう。
サル出没注意ですって。
もういっぱい見て来たよ。
目を合わさなければ良いんでしょう?
ポケットに手を入れないとか
ボスの女に手を出さないとか
大分の高崎山で学んで知ってんぞ。
昨日の熊が出そうなところより
ぜんぜん楽勝です。
でも、階段はぜんぜん楽勝じゃなかっぱ(汗)
徒歩400mと書いてるけど
絶対直線距離と思われる道のりを歩いて
わたしの前に現れた灯台は貴婦人のようでした。
「経ヶ岬灯台」
わしの腹黒も白くしてくれそうな
純白の灯台です。
この灯台は階段にヒィ~ヒィ~言いながらでも
見に行く価値はあるよ。
灯台を見たあとは戻りますが
山の頂上に戦時中の監視施設の跡があるみたいだけど
体力的にきつかったので灯台だけにしておいてあげます。
駐車場に戻って誰もいない売店の自販機にお金を喰われるかもと
思いながら一か八かでお金を入れて水分補給。
(ちゃんと冷えてました)
岬から出ると道は
断崖絶壁からなだらかな海沿いの
道に変わります。
しばらくサルのうっきょを避けるため
ジムカーナのような走りになりますが
やがてサルエリアから出ると普通の道になります。
丹後松島と呼ばれる海岸線は
とっても綺麗で何往復もしたくなるよ。
屏風岩を眺めて
半島の後半へ差し掛かります。
琴引浜を過ぎて小天橋へ
ここも天橋立みたいな
砂洲の地形ですが
走ってるとやたらと砂が多いってくらいで
よくわかんね~よ。
砂洲に囲まれた久美浜湾を一周すると
如意寺がありました。
久美浜湾を見下ろすように建ってる
不動堂
五重塔のような優美さはないが
とっても美しいお堂だよ。
たまたま走ってたら見つけたお寺だけど
ここはよかっぱ。
仁王門で儀式を済ませてR178を先へ
ここからしばらく海から遠ざかります。
でも、道の脇にはカニのお土産屋がいっぱい。
R178の河梨峠で兵庫県に入り
豊岡市のここに寄り道。
ツルじゃないよ。
コウノトリだよ。
コウノトリと言えばもうこのポーズでしょう。
手足の短いわたしがやると
七面鳥の舞いになるケロ。
そう、ここは野生のコウノトリの飛来地で
保護活動をしてるところ。
園内には数羽のコウノトリが餌を食べていました。
初めて野生のコウノトリを見たけど
けっこうデカイ。
飛ぶところが見たかったけど
でっかい鳥って動かね~んだよな。
んじゃ、グァ~グァ~倶楽部活動もしたし
ツーリングのつづき~。
R178からk548へ
円山川沿いを走って行くと
目的地の玄武洞がありました。
もう右を見ても左を見ても
柱状節理だらけの場所ね。
しかも規模がでっかいのだ。
ぽっかり空いてる洞窟は
自然にできた穴じゃなくて砕石されてしまったんだって。
アララ・・・
と思いつつ園内の歩道の石を見ると・・・
使ってんじゃね~かっ!
中心部に一番大きな玄武洞があって
その周辺にもナントカ洞とか名前を付けられた
崖があります。
柱状節理が形成されるときに
大きな圧力を受けて曲がったところなどが見れます。
不思議だね~
なんで鉛筆の形になるんだろう?
自然って凄いです。
その自然に敬意を表す。
玄武洞観光終了!
暑くなって来たのでとりあえず
走って風を浴びましょう。
城崎温泉を通って
竹野のお店の中で「1日1カッパ」
こちらのカッパもやっぱりデベソなのね。
ここから竹野海岸から香住海岸と
海バンザイな道が続くよ~!
さっそく「淀の洞門」
クラクラしそうなほど
綺麗な海に突き出た岬に穴が開いています。
その先には「はさかり岩」
見事にはさかっています。
各地に岩が挟まった名所があるけど
この岩はでっかい。
しかもバイクにまたがったまま観光できるなんて
めっちゃ親切な岩だぞ。
さらに先へ行くと今度は
「かえる岩」
このカエルもでっかいけど
形のクォリティーも素晴らしい。
こんな感じで全部のスポットで停まると
まったく先へ進めないので
後はチラ見しながら走って余部へ
かつてはトレッスル橋が架かっていましたが
コンクリートの橋にとって代わっています。
(鉄橋の一部は保存されてますケロ)
その余部鉄橋があった場所の下にある
道の駅で今日のランチです。
海沿いなので魚系にしようか迷ったけど
軽く食べたかったので魚菜丼にします。
とき卵に三つ葉などの野菜が入って
イカ揚げが入ってる奴ね。
あっさりしててちょうど良い食べごたえでした。
では、余部まで来たので
ほっそい道だけど灯台を見に行って見よう。
クネクネ道を走ると
思ったより簡単に到着。
「余部埼灯台」
最初の経ヶ岬灯台と比べると新しい灯台ですが
頭部のデザインが古い灯台のデザインのままなのが
美しいです。
このまま灯台の建つ海岸を走ろうと思ったけど
通行不可の看板があったので
無理せず引き返して国道へ
居組から再び番号の無い海岸の道を選ぶと
こんな風景になります。
やっぱり日本海側の風景は
変化に富んでて良いわぁ~。
ここから羽尾海岸~浦富海岸のこんな風景ばかりを見ながら
走って行くと自動的に鳥取砂丘に着きます。
何度か来てるけど
せっかくなので観光
暑いのでここまでで良いですか?
みんな何で砂しかね~のに先へ行くんだ?
わたしはブーツの中に砂が入って気持ち悪いので
早々に撤収!
駐車場で名物の梨ソフトでも食べましょう。
美味しいけど溶ける~~!(汗)
デロデロベタベタになった手を洗って
今日はもうこの鳥取が宿泊地なので
適当に近所の見たい場所を巡って遊びます。
まずは若桜鉄道の「隼駅」
隼じゃなくて青ガッパですが
隼の血統は少しは入ってるバイクなので
ここは来ておかないとね。
なんちゃって鉄ちゃんだしライダーだし
萌えキャラ好きだし
一度は来ないといけない場所なのだ。
ライダーのいない平日でしかも
ローカル線なのでとぉ~っても静かな駅です。
待ってても列車が来ないので
また海まで走って白兎海岸へ
「白兎神社」
有名な因幡の白うさぎの神話の場所ね。
出雲大社と同じなので
本殿もそのミニチュア版みたいで可愛いです。
そしてこの白兎海岸は
ハマナスの自生南限地ってことで
ハマナスがありました。
もう花じゃなくて実ですケロ
今は青いけど赤くなります。
初めて北海道で見たときは「なんじゃ!この気持ちの悪い実は?」と
思った奴ですがこれって棘があるんだよね。
小さな棘が指に刺さって痛い(汗)
抜きたいけど小さすぎて見えない奴です。
触るんじゃなかっぱ。
(ホテルでコンタクトレンズを外した後に抜きました)←近くが見えねぇからな
白兎海岸で日が傾き始めます。
では、今夜の宿に向かいましょう
R9を使って鳥取市内に入って
チェックイン。
部屋でシャワーを浴びてさっぱりしたら
おでかけ。
徒歩でな。
鳥取駅の中で体は大人で知能は少年の響がコナンに挨拶して
今日のディナーはここに決定!
歩いてて見つけた
「山陰海鮮 炉端かば」
地の物が食べれる居酒屋って
大好きです。
酔っぱらうと明日も走らないといけないので
ほどほどにフワフワホロ酔いで
ホテルに戻ります。
明日はもう帰るだけなので
テンションが高いのは今日まで(笑)
でも帰り着くまでがツーリング
頑張るよ。
では、おやすみなさい。
最終日の3日目につづく