京丹後ツーリング1日目はココから
京丹後ツーリング2日目はココから
チュンチュン =m・>
Σ・m= チュンチュン
何事にも終わりってやつはあるんだよ。
鳥取市内で迎えた朝。
今日はもう帰るだけなので
ツーリングもレポもサラサラ~っと終わっちゃう予感。
ただ帰るだけじゃつまんないので
目標を決めて見るけど
今日は高速を使わず一般道でどこまで
帰れるか自分への挑戦をやってみたいと思います。
応援してくれ。
下道をいっぱい走るつもりで
早朝の鳥取市街地抜けますが
寒いです。
路肩に青ガッパ号を停めて
インナーを着てるとコナン列車通過。
鬼太郎やコナンと言い
かなりアニメに頼ってる感たっぷりな鳥取県です。
R53で南下して山の中に入り
R482へ
走れば走るほと民家が減っていくよ~。
峠に差し掛かる手前からほっそい路地へ・・・
は~い、到着。
日々の活力を取り戻したい
あなたにお勧めな・・・
「やる気地蔵」
わたしもツーリングの最終日とあって
テンションが下がり気味なので
ここでやる気を注入したいと思います。
案内板の前に青ガッパ号を停めて
急坂を登ります。
登ると小さな建物がありました。
想像していた以上に素朴だな。
お地蔵様もどんなやる気満々なお地蔵様が
いらっしゃるんだろう?と思ってたけど
拍子抜けするほど優しいお顔。
でも、その優しい顔を見てると
なんだかやる気が湧き出る気がする単純な響なのでした。
よ~しっ!
関門橋まで全部下の道で帰ったろ。
やる気満々なまま国道に戻って
辰巳峠を越えると岡山県
高原地帯なのでブナや白樺の林を走ります。
さらに人形峠の旧道を越えると
頂上にウラン鉱発見のモニュメントがありました。
モニュメントの近くには原子力研究開発機構の施設があって
警備員がいて近寄れない雰囲気じゃよ。
走ってると自然がいっぱいで
そんな施設があるように見えない
ちょっと不思議な違和感のある峠でした。
人形峠を越えて先へ行きますが
道沿いにはまだ山藤が咲いてるよ。
恩原高原で標高が高いので
1ヶ月ほど季節がズレてる感じで
朝着たインナーはまだ脱げないぞ。
さらに走って真庭市へ
k65~k445に少し入ったところに
山乗渓谷の不動滝の案内を見つけたので
寄り道してみました。
駐車場にわたくしだけって
もう慣れちまったゼ。
不動滝に向かう遊歩道を歩くとすぐに
山乗千住観音堂の五葉の松があります。
でっかい巨木を見慣れてるのでそれほど大きく感じないけど
天然記念物に指定されてるんだよ。
五葉の松に挨拶して先へ行くと
渓流の音がしてきました。
鬱蒼とした暗い森で
最初はちょっとビビったけど
大河ドラマのロケ地になった場所みたい。
(わたしの大河ドラマデビューは天璋院篤姫からなので見てないケロ)
不動滝の案内に沿って
渓流側へ行くとかなりギリギリの所に
歩道が整備されています。
歩道の橋は
錆びてるし落っこちないか不安になるぞ。
歩いてるとたまに
底の鉄板がペコっとなって
「ゴ~~ン」って言う音が渓谷に反響して
びっくりする仕掛けになっています。
ペコッ「ゴ~ン」
ペコッ「ゴ~ン」と繰り返してると
渓谷の広いところに出ました。
聞いたことのない鳥の声が反響しています。
なかなかスゲーとこじゃね~かと
思っていたけど
肝心の滝は水量が無くてショボかった(汗)
本来は中央部の岩が濡れた痕の場所にも
水が落ちてるんだろうけど
梅雨の雨が降る前だったので
かなり控えめな滝になっとった。
とりあえず渓谷の方に感動したので
渓谷美に向かって儀式を。
はい、寄り道完了!
またペコっとなって「ゴ~ン」という音を響かせながら
バイクまで戻ります。
不動滝からまた国道へ戻るのだけど
その途中にあった中和神社
本殿の後ろの杉がでっかいので
停まってみたよ。
でもこの神社って中和小学校の敷地の中なので
敷地外がら見るだけね。
ただ大きな木だったのでたまたま停まったのだけど
この中和神社は調べてみると
惑星探査機のはやぶさのエンジンが故障した時に
はやぶさのプロジェクトマネージャーが参拝したところ
無事に戻って来たと言う神社でした。
「無事に帰る」と言う
ツーリングで寄るにはぴったりな神社に
偶然停まっちゃうなんてわたしは持ってる。
で、下の道で帰るミッションは
蒜山高原までやってきました。
薄曇りであまり景色はパッとしないけど
信号も無く車もぜんぜんいない高原を走るのは
めっちゃ気持ちが良い。
蒜山の牧場 ↓
この牧場から大山が見えます。
大山かぁ・・・
寄る予定じゃないけどなぁ・・・
いや、大山に行くと遠くなるし・・・
あ~、でも見ちゃうと寄りたくなる。
何度も来てるけどやっぱり大山へ
流石に大山をグルっと1周なんて事はしね~ぞ。
半分綺麗な場所を走って
定番の場所へ
「鍵掛峠」
紅葉の時が一番綺麗だけど
深緑の季節も悪くね~よ。
ブナ林の中を走って
大山放牧場
牧場は阿蘇にもたくさんあるけど
やっぱり場所が違うと違った長閑さがあるよね。
放牧場のはずだけど牛は?と思って探すと
すっごく遠くにいました。
こんな広い緑と空を見ると
ツーリングしてる~って気分になれます。
遠くにいる牛を眺めてたけど
もっと見やすいように捕獲してやった。
さぁ、乳出せ。
そして美味しいソフトになりやがれ!
濃厚で美味しいぞ~。
また溶けて手がデロデロベタベタになったけど
御馳走様でした。
食べたら食後に運動・・・
ジドリの10秒ダッシュが少ないと
いてもたってもいられなくなるのだ。
(誰だ?芝刈り機に轢かれれば良いのにって言った奴は?)
大山から下って国道に戻って
伯耆町(ほうきと読め)通過中。
この伯耆町日本最古の鬼伝説があるので
町のいたるところに鬼がいます。
電話ボックスも鬼だよ。
その鬼だらけの街の先で
今日のランチ。
大山から下りてきてるので
Cafeらしいお店も無いので
昔ながらのドライブインって感じのお店にお邪魔します。
メニューは麺類から丼物まで
揃う普通の食堂って感じです。
う~ん、当り外れの一番少ないカレーにしてみる?
先割れスプーンだよ。
カレーの方は普通です。
御馳走様でした。
さぁ、家に近づかないと・・・
R181を南下
帰り道のR180へ分岐するところに
どうしても寄らないといけない神社があるので
ここだけは目的地に設定して参拝いさせていただきます。
わたしがどうしても寄って帰ると言う神社は
これだ!
そのまんま「金持神社」
私が寄らないでどこに寄る?って
場所だぞ。
わたしに金運の扉を開いてくれる神社の参道は
でっかい巨木が出迎えてくれました。
参道の階段を一段一段上がるたびに
札束の山をあがって行く夢を見るようだ。
そんな欲望で満たされた人々を
迎えてくれる本殿
普通だね。
いや、本殿が立派とかショボイとかで
御利益の大きさを測ってはいか~んのだよ。
響よ
無心で無欲になれ
そして祈れば叶う。
参拝を終えて本殿の裏へ行くと・・・
欲望が渦巻いとったわ。
参道の招き猫だけは
穢れない笑顔だったよ。
金運バンザァ~イ!
さ、帰ろ。
伯備線を見ながら広域農道を見つけたので
走りま~す。
回りの国道もスイスイ走れるので
山の中を走る広域農道は完全貸切です。
え~っと、絶対忘れると思って撮っておきました。
奥日野広域農道って言うらしい。
k15~R314と走って奥出雲おろちループで休憩。
地図みたら上に行ったり下にいったりしてて
一向に家に近づいてない気がしないでもないけど
ループ橋は久し振りなので見学しましょう。
デカすぎて全貌は無理っぽ。
オロチと言えば天照大神の弟の暴れん坊のスナノヲが
退治したヤマタノオロチですが
生き残りがいました。
きょわいですね~。
チョーー苦手なんですケロ。
でも、村人を食べる悪いオロチは私が勇気を出して
退治しておきました。
そんな事してないで早く帰れって?
そうですね。
帰らねば・・・
R314からR184ですこし九州に近づく。
でっかい太鼓だなぁ~っと
と感心して通り過ぎると目の前には
高速のインターが・・・
あれ?
もすかして?
中国自動車道
庄原インターチェンジ
なんと早いリタイヤなのでしょう。
関門橋まで一般道で走ると言う
意気込みは九州まで300km以上手前で
もろくも壊れさるのでありました。
だって、お尻が痛くなったんだもん。
山陰の山の中の道って飽きるんだもん。
溜まったドラマを早く見たいんだもん。
と、ステファニーが言ってました。
3日間ありがとう。
そして「ただいま~~!」

帰ってからすぐに
柚子のグリグリとすり寄って来る攻撃に
癒されながらツーリングは終了!
歴史ある鉱山に感動し
海の綺麗さにふるえ
山の緑に浄化されたツーリングでした。

やっぱり行った事のない街の風景って
色んな発見があって楽しいね。
では、またのご乗車をお待ちすると同時に
金持ちになる響を今後ともよろしくお願いいたします。

◇◇◇ Minoristo Hibiki ◇◇◇

