北海道ツーリング:白樺の森を行け!からのつづき





<・m= チュンチュン



はようございます。




岩内のホテルで目覚める北海道ツーリング2日目

(滞在は3日目ですケロ)



前日セイコーマートで買ったパンを食べて

行動を開始いたします。


1 眠ってる街を出る.JPG


今日の予報は「曇り」で雨の心配は無いらしいので

カッパは荷物の一番奥に入れ込んで

ホテルから出ると晴れてました。




まだ静かな岩内の街を抜け

これから積丹半島を走ろうと思います。



ホテルを出る瞬間までは

夕張の方に行こうかと思ってたけど晴れてるので今決めた(笑)



2 だいたいが真っ直ぐ.JPG


R229(雷電国道)を北上すると道は自然と

海に出ます。


3 海に出るよ~.JPG



まずは泊原発の前の海岸から


1 半島巡りのスタート.JPG


響のジドリの1日のスタートです。



さぁ、ここからトンネルだらけの道が始まるよ。

4 トンネルだらけ.JPG


数えるのがめんどくせーほどトンネルだらけだけど

抜けるたびに景色が変わるのでワクワクします。


5 高規格な道が整備されていました.JPG



途中に眺めの良さそうな橋が

あったので停まってみました。


4 自分のバイクにしたい.JPG


相棒を道の端に寄せます。


あ、荷物は荷台に積むより

タンデムシートに乗せた方が安定するし

背もたれになるからこっちの方が良いよ。




バイクから降りて

橋の歩道から海を見ると綺麗な海岸線がみえました。


2 素晴らしいシーサイドロード.JPG



で、何がすごいかって

海の色が九州と違うよ。


3 なんか色が違う.JPG


半島の先に行けば積丹ブルーと呼ばれる海が

見れるそうだけどこれはその始まりか?



オリンパスブルーと呼ばれてる青と一緒で

青にかすかにペパーミントグリーンを入れたような青です。



6 山から霧が下りてくる.JPG


さらに進むと奇岩だらけの海岸になります。



ロウソク岩など有名な場所は停まらず

名もなき適当な岩を見てみます。


5 奇岩がいっぱい.JPG



道路の横にあったので停まったのだけど

岩の上はウミネコの巣がありました。


6 ウミネコの巣.JPG



この周辺の岩は全部繁殖地になってるようだね。



7 崖が見えてきた.JPG



トンネルを抜け

海岸を走りまたトンネル。



何気なく道路脇の街灯を見ると龍でした。


7 可愛い外灯.JPG


神恵内村のキャラクターかな?


可愛いね。



8 崖の中に突っ込む.JPG



海岸の景色が断崖絶壁に変わって

その絶壁の中へ突入!




抜けて神威岬(かむいみさき)へ向かう道に入ると

景色が一変します。


8 北海道らしい夏の海岸.JPG


緑がめっちゃ綺麗。


9 岬の道.JPG


そして神威岬の駐車場に到着。


9 わたしだけ.JPG


はい、誰もいね~んだろ?


はいはい予想通り。





宗谷岬には行かなかったけど

ここはずっと来たかった岬なのでもう感激です。



だってわたくしのヘルメットはカムイなんだもん。


10 オーナーは来い.JPG


フフフ


オーナーならここに来な。





それでは女人禁制らしい

神威岬に向かってGO!


10 女人禁制だって.JPG


一歩岬に踏む出すと目の前に

絶景が広がっています。


11 岬だ~.JPG



き、来てよかっぱ。



12 エゾカンゾウが咲いています.JPG


遊歩道が尾根伝いにあるので

終始景色が良いです。



13 凄い地形.JPG


背後には観音洞



歩道が通せないところは

橋が架かっています。


24 けっこう頑張って作ってる.JPG


一つ尾根を越えると

岬らしい風景が一望できました。


14 細い.JPG


しかし、

ここの歩道はほせ~な。


17 歩道は狭いです.JPG



大人同士は譲り合わないと

すれ違えません。

(誰もいね~けどな)



眼下を覗くと・・・


15 これが積丹ブルーか?.JPG


これが積丹ブルーかっ!



綺麗だ・・・


綺麗過ぎてふるえる。

16 たしかに九州の海と色が違う.JPG


長崎県の平戸で見るような真っ青なトロピカルブルーに

深いグリーンを混ぜたような独特なブルーだ。



斜面に咲いてる黄色い花はエゾカンゾウ。



短い夏を惜しむように

ただいま絶賛満開中。




すくないけどエゾスカシユリも咲いていました。

23 短い夏を惜しんで咲く.JPG



遊歩道を歩き岬の先端まで来ると

神威岬らしい素晴らしいオーシャンビューが

響を迎えてくれたよ。



21 いつか倒れると思う.JPG



来れたんだね。

(ただいま感動中)




雨の宗谷岬に無理して行かなくてよかっぱ。


18 絶景に言葉が出ない.JPG



ウミネコの巣がいっぱいあるのか

ミャ~ミャ~うるさい岬だったけど

負けずに「ヤッポーーー!」


19 この景色を見に北海道へ来た.JPG


おもいっくちょ叫んで

灯台にも挨拶。


20 灯台万歳.JPG



白黒の綺麗な灯台でした。



灯台の敷地から見える海もまた格別。

22 幻想的な風景.JPG


いつまでも眺めていたくなる。



貸切だった神威岬でしたが

本日2人目の観光客(ライダー)がやってきたので

挨拶を交わし入れ違うように岬を後にします。



10 バイク乗りでよかっぱ.JPG


再びR229に出て積丹半島の先端を目指します。

(神威岬は半島の先端じゃないのだ)


11 青い海を見ながら走る.JPG



先端の積丹岬に向かう途中に

こんな岩がありました。


25 龍です.JPG


龍じゃないかっ!


26 拝んでおきます.JPG


特に観光の看板など立っていないけど

奇跡の造形だ。



12 瓦屋根は無いよ.JPG


野塚から国道は半島をショートカットする形になるので

ここからは国道じゃなくてd913へ



岬に向かう途中に振り返ると

残雪の見える積丹岳(1255m)が見えました。


27 余別岳(1298m).JPG



d913を少し走ると積丹半島の先端です。



まずは駐車場にバイクを停めて

島武意海岸へ行ってみます。


13 小さなトンネル.JPG


海岸に出るにはこのトンネルを通らないと

いけないみたいなんだけど・・・



28 設計ミス?.JPG

低っ!



設計ミスか?




頭を下げてトンネルを抜けると

そこが島武意海岸です。


29 くらくらする美しさ.JPG


ここもふるえるほどの

積丹ブルーだ。


30 この青は凄い.JPG



岩にポツポツ白いものが見えるのは

みんなウミネコ



31 積丹半島の先っちょ制覇.JPG


こうして観光客化した響は

はしゃいだまま灯台のある岬へ




徒歩でしか行けないのに

激坂でした。


35 カラフルな集落.JPG



じんわりと汗をかきながら坂を上がると

空にはイワツバメの群れが舞っています。


32 イワツバメの群れ.JPG


崖が多いからこの周辺は高級食材の

燕の巣がいっぱいなんだろな。



イワツバメを見ながら歩いていると

積丹出岬灯台があります。


33 目出度いカラー.JPG


赤白でとってもめでたいカラーでございます。



灯台の頭部も古い形のままで

めっちゃ可愛い。

34 年季が入ってる.JPG


しっかり挨拶してバイクまで戻りました。




では、積丹半島の後半へ


14 動物いません.JPG



後半と言っても見どころは半島の西側に集中しているため

東側は「移動」って感じだな。


15 道の雰囲気が変わりました.JPG


街が近いため車も増えて来ます。


16 車の量も増えてきた.JPG



やがて海岸線から道が外れで

普通の地方らしい街の風景になるよ



17 何処にでもあるような風景.JPG



半島を岩内からスタートすると

地図的にゴールは余市




余市と言えばニッカウヰスキーですが

そんなメジャーな場所は・・・




行かな・・・・・・




36 石積みにふるえます.JPG

寄っちまった~~!



いや、メジャーだけど

北海道遺産になってるだけあって

建物は私が萌えまくる石積みでできております。

37 観光します.JPG

「ニッカウヰスキー 余市蒸溜所」



観光スポットになってるので

ひっきりなしに観光バスが横付けして団体さんが降りて来ますが

タダなのでわたしも中へ


42 ひっきりなしに団体が来ます.JPG


スコッチウイスキーを目指しただけあって

ここだけスコットランド風だね。


38 観光客の一人.JPG


稼働中なので入れない場所もあるけど

蒸留工程で使うポットスチルなど普通に見れちゃいます。


39 ポットスチル.JPG


もうこの建屋にいるだけで

酔いそう。



敷地奥の貯蔵庫エリアは広くて

異国っぽい庭が広がってるよ。

40 敷地の中がもう北海道.JPG


奥さんだったRITAハウスもありました。

41 リタハウスも健在.JPG


試飲も出来る日だったけど

こんな時だけはツアー客がうらやましいわ。




最後に美しい作りの

発酵棟の前で儀式を

38 竹鶴さんに感謝.JPG


今飲んでるバーボンを飲み終わったら

余市を飲んであげるから

美味しく育ってくれ~。



余市を出ると国道がメイン国道のR5に変わります。


民家も増えてどんどん街が大きくなって

小樽に入って来ました。

18 古い建物が多くなってきた.JPG


まさか、小樽運河とかわたしが寄るはずが・・・




はずが・・・



43 初小樽運河.JPG

寄っちまった~!



だって道沿いにあるんだもん。



運河沿いの古い倉庫群は素晴らしいんだけど

もう観光地化しまくって

壁に生えてる蔦さえもわざと植えてるんじゃないかと

思ってしまうひねくれた響でございます。

44 ほぼ観光客用.JPG


でも初めて寄った場所なので

ちょっとテンションアゲアゲ


45 ここはデートする場所.JPG



ほんとうなら小樽で時間を取って

ゆっくり散策したいけど

今日はこれから大移動をするので今回は小樽の

雰囲気だけ楽しんで先へ急ぐことにします。




小樽運河沿いの道をそのまま直進すると

札樽自動車道の小樽IC


19 高速へ.JPG



これから一気に内陸の富良野方面っへワープしま~す。




こうして高速で大移動することになったのだけど

本来は最北端の稚内から戻ってくるプランだったため

旭川にホテルを取ってるので

こんな無理やりなルート設定になってるんだよ。



ま、計画通りにいかないのも旅の醍醐味ってもんだぜ。





それでは

北海道ツーリング2日目前半はここまで。




次回「道央ツーリング:北海道の屋根を駆け抜けろ」につづく




NIKKA.jpg