周りの地方はどんどん梅雨明けしてるのに
まるで意地悪されてるかのように
北部九州だけ梅雨明けしてなかったけど
やっと明けました。
バイクに乗りたくてずっと明けるの待ってたけど
取り消したくなる暑さです。
(あ~、また北海道に飛びてぇ)
でも優良なバイク乗りですので
暑さに負けずに走りますよ~。
しかし九州にはバイクで登れる高い山が無いので
避暑と言うと阿蘇くらいしかないけど
阿蘇もそれほど標高があるわけじゃないので
暑いんだよね。
でも海辺や平地に比べるとましなので
今日は阿蘇方面へ
何時も通る小石原へ上がるR500が土砂崩れで通行止なので
耶馬渓経由に切り替えます。
まだ朝だけどクッソ暑くなってきた。
は、はやく山に行かねば・・・
山国川沿いのR212からk702へ入ります。
少し山の中に入るだけで
暑さがなんとか絶えれる暑さになってくれたよ。
裏耶馬渓を抜けた所から
初めて走る細い道に曲がって見ます。
こんな里山らしい道に出ました。
農道ライダーの響はこんな道が大好き。
あ、今日の相棒はちびっ子バイクのBlue・bee号ね。
林道の入り口に「内匠の池」と言う案内板があったので
行って見るとガタガタ道でした。
このガタガタ道の横が内匠の池らしい。
まぁ~、普通の池ですケロ~~
耶馬渓らしい奇岩がニョキっと出てて
紅葉の時期に来ると綺麗な場所なのかも。
誰も知らない秘境池って感じ。
池から元の分岐まで戻って玖珠へ
そこから私が勝手に呼んでる
エアーズロックロードを走ると
道が延長されてたのでどこに抜けるか知らないけど
走って見ます。
わたししか利用しないんじゃないか?と思うような
道の延長なだけあって
まったく他の車の気配がね~よ。
どこまで続いてるのかな~とワクワクしたまま走ってると
竜門の滝の近くに抜けたよ。
う~ん、通常のツーリングルートでは使えそうにね~な。
R210に出てR387へ
(R387をサバンナと呼ぶと通です)
平日なので国道でもガラガラ
しばらく快適にポコポコポコーーーと走って
小国町までやってきました。
ちょっと水分補給の為停車いたしま~す。
小国両神社(宮原両神社)の前でお水をいただきます。
(手水舎の水じゃないよ、自販機で買った水だよ)
この神社は江戸中期に売られていた
富くじが当ってくじ運の御利益がある
神様として有名になった神社です。
有名と書きましたがわたしはたまたま
神社があるのを知っていただけで
くじ運の神社とは知りませんでしたケロ~。
なにか今年のサマージャンボは当たりそうな予感がしてきたよ。
(いや、絶対当たるに違いない)
それとこの小国両神社の境内には
一本の根っこから三本の幹が出てる
三本杉があります。
そう、ここはめっちゃパワースポットなのだよ。
(あぁ、こりゃもう絶対当たるわ)
7億円とミニ、どっちが当たるかな?
(3本当たるってことじゃネ?)
当ったら何を買って
いくら貯金して・・・と真剣に考えながら
小国町を抜けます。
(寄付も妄想明細に入ってますから)
小国から裏道を使ってk40へ出て
満願寺へ
小さなひなびた温泉があるところですが
ここに気になってた杉の木があるので
見に来て見ました。
たぶんここが入り口?
Blue・bee号を停めたところから
草ぼうぼうの道が出てたので
辿って行くと苔だらけの道になります。
と、この先に金毘羅杉があるはずだったのだけど
何処?
もっと山の中?
あまりにもジメジメして
地面には気絶しそうなほど巨大な
ヤスデが歩いてたりして気持ち悪いので
今日は手前にある名もなきデッカイ杉でゆるしてやろうと思います。
この杉でもデッカイやろ?
「初めまして響と申します」
「何百年もわたしが来るのを待ってくれてありがとうございます」
「べつに待ってね~し」
勝手にパワーを貰った気になった響は
本日一番のパワースポットに向かいます。
「押戸石の丘」
まだ有名になる前に
来た事があるけど
相変わらずダートのままなんだね。
前はCB1300で来たのでこのダートにビビったけど
今日はちびっ子バイクなので逆に楽しい。
夏真っ盛りの緑の中の砂利道を
ザクザクと音を立てながら走ります。
駐車場に着くと入場料が200円でした。
(前はタダだったのに)
有料になったけど
遊歩道も整備されていて
歩きやすくなってるみたい。
歩き出すと風は気持ちいいけど
風が止むと地面からむせ返すような熱気が
襲ってくるよ。
斜面を登ると遮る物が無くなるので
風が吹きぬけてくれるようになって
やっと避暑をしてるって感じになってきた。
う~~ん、やっぱりこの時期の草原が一番綺麗だね。
思わす駆け出したくなるよ。
何時もの10秒ダッシュだけど
斜面なので遠くまで行けず
いつもよりかなり近いです。
最後の斜面は登山でした。
ハァハァ
やっぱり歩くのはマイナリストの宿命なのか。
ハァハァ
でも頑張って登るとこんな絶景だよ~~~~~
「ヤッポーーーー!」
押戸石の丘に登ると
頂上には環状列石遺構と言われる岩が
並んでいて中には嘘つきが通ると
挟まれると言う「はさみ石」があります。
わたくしは正直者なので余裕で通れたよ。
他の石ではこんなシーンが見れました。
結婚式の前撮りなんだって。
これはめっちゃ良い写真になりそうだね。
お幸せに。
あ~、でも撮影が終わったら
ドレスのまま山を下って行ってたよ。
ドンマイ
しかしなぜ人は岩を見ると登りたくなるんだろうね。
わたしには理解できん。
ただ登ると
それだけ絶景度が増すって事は確かだ。
高さが増した分だけ
自己満足度もあがるようだ。
こうして石の上に座って広いを空を眺めてると
いつかUFOを見そうだよ。
あ、この環状列石にはシュメール文字が刻まれていて
岩も自然の物なのか人工的な物なのか
いまだ謎が多いスポットなのです。
なかには宇宙と交信していた場所なんて説もあるんだよ。
方位磁石を近づけると針がクルクル回る
太陽石
なんとも不思議スポットなのでした。
んじゃ降りましょう。
丘から下りながら
咲いてるナデシコに癒されます。
日陰に停めたBlue・bee号の所に戻って
マゼノミステリーロードでミルクロードへ
ここから阿蘇の宮地の方に行って
赤牛を食べる予定だったけど
歩いて疲れたのでレストラン北山でスーパー倍倶丼
(2000円)
美味しい。
でも予定していたお店の方が良かったかも。
丼は下の御飯が見えてはダメなのだ。
後でFBで知ったけど
行く予定だった店に行くと
こうさんともちっこさんが来てたらしい。
みんな暑いと遊ぶ場所が阿蘇になるので
どうしてもニアピンしちゃうようだね。
ミルクロードを走って・・・
あ、間違った
菊池の方に下りたかったので
阿蘇菊池スカイラインへ入りなおして下ります。
菊池渓谷を過ぎてちょっと走ると
眼下に菊池川第二発電所がありました。
大正13年に出来た水力発電所で
堰が石積みでとっても美しいとです。
堰も綺麗だったけど水もふるえるほど綺麗かよ。
飛び込みたい。
こうして菊池市側まで下ったのですが
今日はめったに走る事のない兵戸峠で戻ります。
山ばかりの上津江村に通じる国道なんだけど
まったく使う事が無かったルートだったので
新鮮な気分で走ります。
ずっと渓流を見ながら走れて
今の暑い時期は最高。
それとこの兵戸峠の頂上付近には
ちょっと見てみたい滝があるので
探しながら走ってると道の真横にあったよ。
滝まで500mとか徒歩10分とかよく見るけど
ここは徒歩0分で0mでこんな楽チン親切な滝はそうそうね~ぞ。
それでは金運をこよなく愛する響プレゼンツ
「黄金の滝」をどうぞ
小さいけど黄金と名が付くのであれば
私は行かねばならないのである。
たまたま休憩した神社がくじ運の神社だったり
UFOと交信する岩に登ったりと
今日の金運の上昇はいつも以上に凄い事になってそうだぜ。
滝を見た後は素朴な上津江村を抜け
森を抜けます。
森を抜けると下筌ダム。
R387からk12に突き当たる手前の橋からの
眺めが好き。
見ての通り長ひょろいダムで
その下流に松原ダムがあります。
松原ダムの橋が2つ見えるポイントを見付けました。
右の上流が今来た上津江村の方で
左奥の上流が杖立温泉です。
と、言うことで帰り道の寄り道で
松原ダムの堰堤の下へ行って見ることにします。
たぶん、この道みたいな
そうじゃないみたいな所を行けば下に行けるはず・・・
の、はずだったんだけど
ズルズル滑りそうな一番苦手な沢が・・・(汗)
見た目以上に滑って危険が危ない。
ここからダムの堰堤が見えるけど
どうも真下までは行けないみたいなので
素直に引き返します。
あきらめは早いです。
だってダムの下に行くよりこっちの方が楽しそうなんだもん。
ダム下の一番最初に架かる沈下橋。
初めて渡ったよ~~~。
ジドリして遊ぼうと準備をしてたら
なにやらゾロゾロとたくさん人がやって来ました。
聞くと大山町の漁協の方で
鮎の生息状況を調べに来たんだって。
ジャバジャバと川に入って
シュノーケリングしながら鮎が食べた
はみ痕(水苔を食べた痕)を探してるらしい。
調査だけどめっちゃ気持ちよさそう。
やりたい。
そんな夏らしい風景を見ながらわたくしも
沈下橋で旅らしい1枚を
この撮影をしてると
ダム管理をしてる方が話しかけてきて
ダムカードをくれたよ。
わ~い、ありがとう。
折れないように財布に入れて
帰路へ
日田を抜けるけど
やっぱり盆地なのでここが一番殺人的に暑かっぱ。
(川沿いで涼しげに見えるケロね)
帰りは何時もの小鹿峠を越えて
小石原へ
R500が通行止なので
R211で嘉麻市の方へ下りました。
マイナリストツーリングの時はあまり使わないけど
よく考えたらこっち側の方が近いんだよね。
峠を下って最後にここに寄り道 ↓
小次郎の里で卵たっぷりなソフトで
1日1ソフト
巻きが小さいのは
わたしが食べるのが遅くてどうせ溶けて下に落とすと
知ってるからか?
お腹の中をクールダウンさせて
農道ライダーのまま帰りました。
帰って洗車をするのだけどまだ日がある時間だったので
水が汗かわかんないほど全身
ビショビショになって今日のツーリングはおしまい。
早く響の夏休みツーリングで寒いくらいの場所に
避暑ツーリングに行きたいよ。
◇◇◇ Minorist Hibiki ◇◇◇

