今日は前に行く予定だったツーリングが
風邪で近場ツーリングになってしまった
五家荘ツーリング企画を決行したいと思います。
天気は下り坂で微妙ですが
山ばかりのところに行くので青空を望まないため
問題なくGOサインを出して集合場所へ。
(海がメインのときは青空の日を狙います)
雨が降らない貴重な週末なので車が多いです。
あ、五家荘(ごかのしょう)って熊本県の
めちゃ山奥にある集落のことだよ。
九州道下りの基山PAのドトールコーヒー前で集合。
ここは他のバイクグループとゴッチャにならないし
集まるまで朝食を食べながら待てるので
お気に入りの場所です。
今日の遊び人はこうさん、もちっこさんにせっちゃん、
仕事の都合がついためにまるさんに引きこもりから
這い出てきたトノジンの6人6台でツーリングスタート。
九州道をノンストップで走って松橋ICと八代ICの間に
新しくできた宇城氷川スマートICで降ります。
一度、車間が短くて後続車が
みんなETCエラーになった苦い教訓を得てるので
きちんと大き目の間隔を開けて無事に通過。
一般道に出た後はR3に出てすぐのスタンドで
早目の給油をするよ。
これから山奥に入るので
挑む前に満タンは基本なのだ。
R3を数キロ走ってR443へ
ここで本日一か所目の目的地があるよ~
「立神峡公園」
見ての通り吊り橋がお目当てです。
第一駐車場という案内に沿って来たけど
橋の下に到着です。
第二駐車場は橋の真横だったと後で知るけどな。
真横に駐車場があると知らないマイナリストは
いつものように歩きます。
するとわたしの服と同じ柄の木を発見!
後ろから「同化してんねん」と
ケタケタ笑う声がします。
で、目的の吊り橋
下から見るより長いし怖い・・・
しかも床は丸太の隙間から下が丸見えという
楽しい演出付き。
あまり高くないのでナメてたけど
ちょっとビビる。
しかも歩いただけで揺れるし
揺らせばめっちゃ揺れるアトラクション的吊り橋でした。
お約束通りせっちゃんが
へっぴり腰になるよ。
大人な人は誰もいないマイナリストなので
しばらく揺れは収まることがなかったけど
ちゃんと集合も撮っておきます。
10秒ダッシュでもチームワークが良いと
ここまで遠くに行けるという例です。
橋からみた立神峡 ↓
なかなかヨカ景色じゃろ?
んじゃ、野郎ども
戻るぞ~~!
吊り橋を渡って戻って来たところの山の斜面に
五百羅漢があるのでちょっと見てみます。
こ、これは・・・
きょわいかも・・・(汗)
もう少し適当に作ってください。
ほんとうに怖いから。
そうそう、こんな感じで ↓
ここの五百羅漢は作者がいろいろいるみたいで
作風もまちまちで面白いよ。
では、ツーリング再開
k25(大通越)で峠を越えます。
最高に気持ちのいいクネクネだけど
走ってる時のイメージはグネグネ
耳が何度もつまるほど一気に峠を駆け上がって
下りの途中にある白滝公園へ
ここに小さな鍾乳洞があるという情報を仕入れていたので
さっそくみんなを連れて来てみました。
多分これだな。
と、入り口は簡単に見つかったのだけど
電気がついてなくて真っ暗だよ。
ライトは持参してきたけど
照明が壁にあるのでどこかに照明のスイッチがあるはず。
ちょっと遊歩道を戻って探して見るとやっぱりあったよ。
台風で倒れた倒木に隠れてた。
200円で20分
何も言わずめにまるさんが払ってくれました。
お金を入れて鍾乳洞に戻ってみると
電気がちゃんと点いてる。
でも、色が・・・
めまぐるしく七色に色が変わる照明じゃったわ。
コロコロと色が変わるので
何色でジドリができるか撮ってみないとわからない。
とにかく短くてショボイはずの鍾乳洞だったけど
めちゃ楽し。
洞窟の大きさはいつものJIS規格で ↓
この後、数匹のコウモリが舞ってたよ。
たぶん奥の天井部分の穴に棲んでるようだ。
それと数日前から雨で洞内の水が増水してて
階段の下の滝が足場の上まで来てて
めっちゃスリリング。
後でみんなのパンツを見ると膝下が
全員ビショビショで笑ったよ。
鍾乳洞でふるえた後は
同じく白滝公園にある渓谷へ
バイクで行こうと思ったけど
地面がコケでツルツルでこうさんがよろめいたので
わたしは手前でストップ。
A型は常に慎重なのだ(笑)
いや~、しかしここはすごい風景だね。
たぶんトンネルで通れる前の旧道だと思うけど
大自然の中って感じでかっこいい場所でした。
そのくり貫いた洞門で
本日2回目の集合。
静かな山奥を騒がすこんなメンバーで走っています。
では、先へ行くよ~!
ゆるやかに下る道を気持ちよく流して
五木村に到着!
橋に私たち用に作ったかのような
スペースがあったのでそこにバイクを並べます。
↑ ピッタリな大きさでしょ?
この橋に何があるかと言うと
コレ ↓
バンジージャンプ
西日本で唯一橋から飛べるバンジージャンプです。
人形は安全確認用のダミー人形なのかな?
そんなスポットを見ながら五木村の中心部へ
中心部と言ってもこんなに小さな村ですケロ
その村にある夢唄で今日のランチだよ~。
おすすめは鹿カツ
思ったよりいっぱい出てきた。
シカ肉のカツは柔らかくて
豚とクジラを混ぜたみたいなお味です。
定食だったので小さなソバも出てくるんだけど
その麺が太くてウケた。
のど越しゼロ
噛みごたえ100のソバでした。
ソバの香りを楽しむにはこれくらい大胆な方がいいのかも。
で、食べながら「誰か飛ばんと?」
「こんなチャンスはなかなか無いよ」
「飛ぶならみんなでカンパ金を出すよ」と
洗脳を続けると2の勇者が出現!
この2人 ↓
もう会えなくなるかもしれない2人です。
まぁ、顔ぶれから想像すると
この2人しか飛びそうな人はいね~もんな。
なので急きょ事務所に電話をして
予約を入れてあげました。
一回12000円と高額なアトラクションなので
約束通りにカンパ金を・・・
カンパ金は一人1000円の予定だったので
一人500円で山分けしてください。
(2000円出すという発想はねぇ~よ)
エッ?わたくしは飛ばないのかって?
それはほら、企画者だし
食べた鹿が口から出るし
カッパ用のハーネスが無いだろうし
なにより体が弱いから。
なので全力でサポートいたします。
まずは残ったマイナリストで撮影隊をつくり
配置に付いてもらいます。
川の下からせつらカメラ。
側面からはこうカメラ。
ヤブ蚊に刺されて大変だったらしい(笑)
橋の右からはもちっこカメラ
わたしはその反対の左側から狙う作戦で
バンジーの開始を待つ。
すると昼休みが終わってスタッフが橋にやってきました。
スタッフの外人さんはみんなかっこいいし
おねーさんも可愛い!
(金髪の人にもちっこさんはキャーキャー言ってました)
すると受付を終えたジャンパーがスタンバイを始めるけど
私たちの前に2人の女性の予約が入っていました。
すごいね~
この高さから飛ぶんだよ。
ヒェ~~~!
2人の女性が大はしゃぎで飛んだあとは
めにまるさんとトノジンの番でございます。
ハーネスをつけて金具の装着方法や合図の説明を受ける2人
どうでしょう?
どっちが飛ぶ人かわからないテンションの差
楽しすぎますわ。
そんな中着々と準備は進む。
並べられた
靴がもうお別れなんだと言っています。
前の女性を見て飛ぶタイミングが判ってるので
電話で下の撮影隊にスタンバイするように伝えて
まずはめにまるさんから。
先端に立って
スタッフ全員と私も混ざって大声で
カウントダウン・・・
3・・・
2・・・
1・・・
バンジーーー!!
キャーーー!!
生きてる?
生きてるのか?
・・・
生きてた。
直前にメガネをはずされたので
何も見えなかったんだって(笑)
それでもやるねぇ~
飛ぶ人はいつもより3倍かっこよく見えるわ。
次はやらかし神のトノジン
3・・・
2・・・
1・・・
バンジーー!!
めっちゃ飛んでるみたい。
迫る水面とずっと見てたらしい・・
どんだけMなん?
そうかぁ!
これが出来る人は「M」なんだよ。
きっとそうに違いない。
これを飛んだ事で
今日は帰るまでトノジンの勇気を称えトノ神と書きます。
写真はちょっとわかりにくいので
私の悪魔の笑い声が入ってる動画をどぞ
新しい動画が入ればまた追加いたします。
さっそくせっちゃん編集の動画を追加 ↓
[めにまる編]
[トノジン編]
最後は飛んだ人と記念撮影。
もはや誰が飛んだのかわからないテンションのまま
無事にバンジーは終了。
終了受付を待つ間
道の駅でマッタリ。
そう、バイクを見て思い出したと思うけど
今日はツーリングなんだよ。
ま、後で嫌というほどバイクに乗るけどな。
終了受付を終えた2人が帰って来たので
ツーリングの後編へ
二度と走りたくないと思ったR445を北上。
まだ五木村を出てすぐは道が綺麗なんだよ。
でもすぐにR445が本性を
現す!
後はズ~~~ットこんな道(笑)
酷道のお手本みたいな道。
その酷道の途中からさらに山奥に入る道を進むと
菅原道真の子孫が住むという五家荘に着きます。
目的はこの五家荘にある
2本の吊り橋なんだけど最初に着いた駐車場は
橋のかなり上に着く場所だったので
もっと歩かないで行ける駐車場に移動。
貸切です。
駐車場に着く前に見た
吊り橋 ↓
樅木の吊橋と言って今日の目的地でございます。
2本段違い並行で架けられた上段が
「あやとり橋」
下の「しゃくなげ橋」から見上げると
こんな感じ ↓
上から見ても下から見上げても
絶景の橋なのだ。
一人で行こうとも思わないほどの山奥の
大自然に敬意を表して儀式を
ダッシュして上向くとユラユラ揺れてるので
酔いそう。
2班に分かれて上と下の橋をバラバラに歩いてるけど
下のしゃくなげ橋を見るとまた
せっちゃんがへっぴり腰になってる。
小さな悪魔が真後ろを歩いてるらしい。
じゃ、そろそろ帰る方向へ戻ろうってことで
ルートをみんなで確認して
R445に戻ります。
すると・・・
6台のはずが4台?
何で?
まさか落ちた?
と、急いで電話してみるとめにまるさんは
わたしが資料館を視察してる間に
国道に出て反対方向へ
トノ神は来た道をそのまま戻って先へ
どうやらバンジージャンプで思考回路の一部を川辺川に
落っことして来たらしい(笑)
先へ行ったトノ神はそのまま山の中で
待ってもらうことにして
反対へ行ってしまっためにまるさんを待ちます。
のどかです。
無事にめにまるさんとトノ神を捕獲して
栴檀轟に滝を見ながら帰るコースへ(k25)
たぶんk25も二度と走りたくない道リストに
入る道だと思うけどR445より帰る方向へ走るので
今日のプランではマシな選択でしょう。
でも、ここでトノ神がやらかす。
栴檀轟の滝の看板が見えたけど
矢印が消えてるのでバイクを停めて確認してると
トノ神が脇道へ突入!
えっ!
まだ確認中だぞ。
またはぐれたらいけないので
仕方なくトノ神の後を追って脇道へ
すると廃な感じの民宿が・・・
なんか道に苔生えてるし
違うんじゃない?
ほら~~~!!
すっごい急坂の狭いところでUターンなのでした。
ただでさえ冒険ルートを走ってるのに
こんな演出はいらんわ。
ちなみに栴檀轟の滝は先へ進むと道から見えました(笑)
遊歩道で滝の近くまで行けるけど
今日は明るい時間にこの山から出たいので
道から眺めただけで先を急ぎます。
急ぐといってもブラインドコーナーばかりで
ぜっぜん急げねぇ~けどな。
デジャブのような道が延々と続きます。
全線舗装林道なので嫌いな道じゃないんだけど
あまりに長いと飽きてしまい
それを越すと二度と走りたくないリストに入るのだ。
先導のわたしは後続より3倍疲れるので
せっちゃんにちょっとだけ先導を変わってもらうと
やっと民家が見え出したよ。
人の生活がある風景って
こんなに良いものだったのか?と
改めて感じる九州の剣道はここで終了!
氷川ダムを下ってR443に出て
来た時と同じスタンドに寄って給油。
「朝も給油されてましたよね?」と言われたよ(笑)
距離的にまだ余裕だったけど
どうも北部は雨が降り出してるようなので
無給油で帰れるように保険で給油しておきます。
(スマホの動く雨雲レーダーは便利だよね)
帰りも宇城氷川スマートICから
行儀よく間隔を開けて通過するマイナリスト
さぁ、後はどこでカッパを着るかのタイミングだな。
わたくしは合羽を着るタイミングは
対向車のワイパーの動きを見て判断するのだけど
山川PAの手前で数台の車のワイパーが動いてるのを確認。
もうここで着ておいた方が良いかな?
まだ降ってないけど
カッパマンに変身。
着るのは私とめにまるさんともちっこさんだけですケロ。
後はズブ濡れになる方々と一緒に
最後の集合!
バンジーポーズで締めくくって解散です。
合羽をさっさと着て出る人
着ないで出る人
まだ片足しかはいてない人(もちっこ)
バラバラで散らばっていくマイナリストでした。
雨は大宰府インターを通過したところで本降りに・・・
林道でドロドロになったバイクが少し綺麗になった?
帰ってみんなの無事のを確認して今日のツーリングはおしまい。
一人ではいけない穴ポコや山奥に
付き合ってくれてありがとう。
それと期待通りに飛んでくれた二人に感謝です。
(迷子になったり迷走したりしてくれたケロ)
それではまたのご乗車をお待ちしております。
◇◇◇ Minorist Hibiki ◇◇◇
もちっこさんのレポ
せつらさんのレポ

