<・m= チュンチュン



おはようございます。


信州2日目の朝でございます。

[1日目はココ


昨日は移動日で明日も同じく大阪に戻る日なので

実質ツーリングのメインは今日なんだよ




ビジホの朝食って普通は7時からなので

知らない街の早朝を走りたくていつもは

食べずにチェックアウトするのだけど

スーパーホテルは6:30からなので食べてから出ま~す。

(早く出ても寒いしネ)


1 アルプスを見ながら.JPG


今日のメインは久しぶりブリに行く黒部ダムです。



わたしにとっては初なルートも行きたいので

朝早くから行動を開始しています。


1 安曇野です.JPG


まずはキンと冷たい安曇野を抜けます。


2 ロケットか?.JPG



大町を目指して北上中


3 裏道.JPG


国道を走ってみたり広域農道を走ってみたりしながら

目的地に行く前にちょっとだけ鷹狩山に寄り道。


4 カモシカが出そう.JPG


カモシカとかが飛び出そうなので

安全運転で登ります。


2 高いとこ好き.JPG


はい、到着。



周りがたっかい山ばかりなので

目立たないけど1164mの千メートル超えのてっぴねに

バイクで行けるずら。


3 今日も遊びます.JPG


増殖しすぎた感じがする

恋人の聖地を汚しておきます。



いや、こんな事するのに登ったんじゃない。



朝の気合を入れるためじゃった。



んじゃ、元気に・・・

4 鷹狩山から.JPG


「ヒャッポーーー!」




今から行く北アルプスに向かって叫んで

その山脈の懐に飛び込む大町アルペンラインへ

いきっしょ。

5 扇沢へ.JPG


行き止まりの扇沢の駐車場には

普通に猿がおったわ。


6 普通にサルがいます.JPG


観光地の猿は人をナメてるので

近づかないようにしよう。




で、これからアルペンルートなのですが

いつもなら駐車場にわたしだけってパターンだけど

今日はいつもと違います。

5 何時もならわたしだけなのに.JPG


平日だけど人がいっぱい。



まずはチケットを買いますが

車みたいに回送サービスが無いので

室堂までの往復チケットを購入します。



9050円・・・た、高い(わかっちゃいたけどな)



前はこの扇沢から黒部ダムまで行って

その次は立山から室堂までと

まだその先に行った事がなかったので本日で

アルペンルートのコンプリートと成る予定でございます。


7 法律的には電車扱い.JPG


最初にいっかるのはトロリーバスね。

(※長野県の方言:「いっかる」=「乗る」)



バスって名前だけど法律的には電車になるんだって。


5 いきなりくろよんの一番の難工事だったトンネルへ.JPG


こちら扇沢から行くといきなりすぎて実感がわかないけど

アルペンルートで一番のクライマックス的存在と言える

難所を通過します。



巨大なダムの堰堤を造ることよりも

険しい山岳にロープウェイを通すことでもなく

とにかくこの関電の針ノ木トンネルを作ることがこの

大事業の要だったのだ。



身を切るような地下水と軟弱な地盤で

山の男たちを苦しめた破砕帯を通過。


6 破砕帯です.JPG


破砕帯だけ分かるように照明のカラーが違うよ。



黒部ダム駅でトロリーバスを降りて

久しぶりにくろよんダムと再開。


7 放水中のくろよん.JPG


ヒャーーー!


この観光放水放流を見たかったんだよ。


8 虹がくっきり.JPG


川を削らないように霧状に放水するなんて

よく考えてるよね。


なので綺麗な虹が出ていました。




ダム展望台から外階段を使って堰堤へ

9 けっこう凄い階段なんです.JPG


しかし、スゲー場所に階段を作ってんな。


10 人が虫けらのようだ.JPG



歩いてるときは観光客と足並みをそろえてるので

気付かなかったけどこうして見るとお尻がムズムズするわ。



もちろん堰堤からの眺めもムズムスです。

11 わたし放水を見るの初めてなんです.JPG



高すぎてあまり高さの実感がわかね~よ。


11 お尻がムズムズします.JPG


この黒部川の先が黒部渓谷のトロッコなんだね。


ではこれからわたくし響の未知なるエリアへ

12 次はケーブルカーです.JPG


黒部湖駅から黒部平まではケーブルカーです。


全部共通チケットなので無くすと大変ですが

バーコードで簡単に改札を通れるのでとってもスムーズです。




かなり急角度なケーブルカーでこってぱやに黒部平駅に着くと

そこは別世界でした。


13 めっちゃ紅葉.JPG



一気に標高が上がったので

いきなり目の前が秋でした。



14 雷鳥が出迎え.JPG


雷鳥も出迎えてくれたよ。



この黒部平からはロープウェイです。

15 支柱の無いワンスパン式.JPG


ゴンドラが小さく写ってるけど

支柱の無いワンスパン構造となっております。

(雪崩がおきやすい場所だからって言ってました)


16 空中散歩へ.JPG


んじゃ立山ロープウェイに乗って

だいかんぼう駅へ



だいかんぼう駅の屋上は天空のテラスでした。


19 天空のテラス.JPG


下を見ると黒部湖の絶景。


17 上からみた黒部湖.JPG


き、来てよカッパ。



大自然の絶景にふるえるけど

こんなのに反応してしまう響です ↓

18 入ってみたい.JPG


入りたい。


たぶん寒いところなので怖いカマドウマもゲジゲジもいないので

入れそうな気がします。



立山トンネルの作業用の横穴かな?と思うけど

これからその立山トンネルを抜けるトロリーバスで室堂へ行きます。



室堂駅に着いて最初の1歩を踏み出したところで

わたしのアルペンルートはこれでコンプリートでございます。



ではしばらく立山の絶景散歩をお楽しみください。

20 別世界の風景.JPG


駅のターミナルを出るとアルペンルート最高地点だけあって

もう空気から違うよ。



2450mの世界は寒くはないけど初冬の香りがします。


22 このハイマツの下に雷鳥がいる.JPG


とりあえず夏に来た時と同じように

みくりが池を回る外周コースへ

(ようするに結構歩くコースって事ね)


21 綺麗なみくりが池.JPG


吸い込まれそうな青いみくりが池を見ながら

地獄谷の方へ


23 硫黄谷は立ち入り禁止でした.JPG


火山性ガスが発生中で立入禁止でした。



立山連峰は森林限界なので

大きな木は無いけど

少ない低木は真っ赤に紅葉しています。

24 写真加工なしでこの赤です.JPG



そんな紅葉を眺めながら

雷鳥を探すけどやっぱ見つかんね~や。


26 夏と秋が混在.JPG



九州ではぜったい見れない絶景に感謝。



ならばやる事は・・・


25 山響.JPG


本日2回目の「ヒャッポーーー!」


28 非日常的な絶景.JPG



響の声が響きます。



しかし元気に歩いていたこの遊歩道なんだけど

やっぱてきねぇ(汗)

(※長野県方言:「てきねぇ」=「疲れた」)


27 空気が薄い.JPG


空気が薄いからか?



この景色が待ってくれてなかったら

ショートコースしか歩いてないかも。

29 だから信州ラブなのだ.JPG



一緒に乗ってきた人の何割かは

登山のスタイルだったのでこの山のどれかに

登ってるんだろうね。


30 立山連峰.JPG



ま、ここは登らずとも山を堪能できる

すばらしい場所なのだ。



9050円出しても良いと思えてくるだろ?

(立山駅から登れば4310円とほぼ半額だけどな)

31 ここに来るとビーナスラインの美ヶ原も霞む.JPG


天空の散歩道はぐるっと回って終盤へ


32 夜は寒そう.JPG


最初に見てきたみくりが池が見えて来ました。



振り返ってまたの再訪を山に誓います。

33 来てよかっぱ.JPG



ターミナルが近づくとロッジが見えて来て

その先には雲が下にありました。


35 雲海の上をヘリが来ます.JPG


雲の上を物資を運ぶヘリコプターが飛んでるよ。



と、こ~んな感じでわたしの天空の散歩はおしまい。


36 またいつか来るから.JPG


この風景を目に焼き付けて室堂のターミナル駅へ。



行きはワクワクだったけど帰りの

乗換えが超めんどくせ~。



37 曇ってた方が紅葉が綺麗.JPG



しかし正午になって日が昇ったら昇ったで

山の表情が変わってるので二度美味しいかも。



38 狙い通りの風景だ.JPG



この紅葉が終わると

雪に閉ざされる厳しい場所になるんだろうね。


39 戻って来ました.JPG


最初に来たくろよんに戻って来たところで

あまり紹介されないアングルでもう一度くろよんダムを


40 あまり紹介されることの無い角度から.JPG



ウイングと呼ばれる角っこから見ています。



ターミナルのある岩山に戻って再びトンネル。


43 黒部はダムよりトンネルにドラマがある.JPG



やっぱ黒部ダムを語るには

トンネルだな。



そのトンネルを掘った山の男たちの像 ↓

41 偉業を成し遂げた先人たち.JPG



今回は全てのジョブになりきって見ました。



42 なりきってみました.jpg


記念撮影する観光客を待たせて全部やりきったゼ。

(光の当り方を一緒にするのと切り抜きを楽にするためこの前で撮りました)



最後の関電トロリーバスに乗って扇沢駅に戻って

アルペンルートはおしま~い。




6時間コースと言われていたけど

途中で食事とか取ってないので5時間くらい

だったよ。

(立山の遊歩道のを全部歩かなければ4時間で周れたかも)




青ガッパ号を停めている駐車場


44 さすがメジャースポットだ.JPG


近くのお国の方々がこれに乗ってえーかん

来てました。



しばらく別世界にいてツーリングだった事を

忘れていましたがライダーに変身です。


8 ツーリング開始.JPG


k45からR148に出て白馬方面へ


9 白馬方面へ.JPG



リゾート地らしく湖が点在するエリアですが

その中の青木湖へ


10 青木湖.JPG


って、木が邪魔でぜんぜん湖が見えねぇ~よ(笑)

(素直に国道を走ってれば見えます)



お昼をだいぶ過ぎてしまってるので

とりあえず見つけたお店でランチタイムを。

11 スキー場が近いのでそば屋に見えない.JPG



やっぱり信州に来たなら

そばは食べとかないとね。


12 うま~い.JPG


スキー場ばかりの場所なので

店構えが蕎麦屋に見えないけど

なかなか美味しいお蕎麦でございました。



蕎麦を食べた後は食後の運動って事で

近くにある姫川源流湧水って場所へ行ってみた。


13 木道あるところ響あり.JPG


絶対人に聞かないと行けない場所にあったけど

木道のある風景って好きなんだよなぁ~。



廃墟があるところに廃墟ハンター響がいるのと同じように

木道あるところにネイチャーハンター響がいるのだ。


14 この周辺が源流らしい.JPG


で、この周辺が湧水なのかな?


浅いけどとりあえずブクブクやってみるね。



 ブクブク


15 今日もブクブク.JPG


上から見るより水中の方が綺麗かっぱ。



では、本日後半のメインである戸隠へいきしょ。


16 ここからが長い.JPG


お蕎麦屋さんのご主人から言われた通り

k31~k36じゃなくてR406で行くと確かに

時間が短縮されそうです。


17 山と農村ばかり.JPG



しかし想像してた以上に山ん中だ。


18 日が傾いてきた.JPG


お日様も高い山の向こう側に入って

夕方みたいになってきたよ。



ちょっと心細くなったところで

戸隠のスタンドが開いていました。


19 開いててよかっぱ.JPG


これ以上山に入る事はないと思うけど

田舎道では早めに給油をしておくのが鉄則だ。


20 小さな旅館がたくさんありました.JPG



戸隠高原に入ると小さな旅館が点在してくるけど

わたしが行く場所はもっと奥。


45 戸隠の中社.JPG


「戸隠神社中社」


46 でっけぇ杉.JPG


でっかい杉の木がありました。



あ、いく所はここじゃないよ。




もぉ~~っと奥


21 往復4km.JPG

はい、「戸隠神社奥社」


なんとか暗くなる前に着きました。




売店で休憩してる年上のオネー様に

「でっかい杉の並木のあるところってどれくらいですか?」と

聞くと「ほうやね、そこまでまあず1キロくらいもんずら」

「本殿までえべると2キロくらいだけど

もうすぐこんそうだから気を付けて行くんなまし」

と、教えて頂きました。



本殿は行かないでもいいけどとりあえず1キロ以上で

往復2キロかぁ・・・



がんばろっ!

47 めっちゃ長い参道.JPG


で、この戸隠神社奥社の参道って一直線で先が遠いのが

わかるので心の修行にもなります。



アルペンルートでけっこうな距離を歩いてるので

脚がダルいです。


48 来ました.JPG


しばらく歩くと赤い山門が見えてきて

その山門をくぐると私が見たかった戸隠神社奥社の

杉並木だ。


49 いわずと知れたパワースポットです.JPG


説明なしでもパワースポットのオーラが出てるよね。




霊山戸隠山の懐にある神社の参道で

本殿には天の岩戸の岩を力で開けた

天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)を祀ってるそうです。


50 本殿はまだずっと先.JPG


もう時間が遅いので先には行かないけど

ここでたぁ~っぷり「気」をいただきます。


51 ここは凄い.JPG


我に力を!



とにかく山を下る力をください。




こうして本殿じゃないけど

お参りして参道を戻るけどもう薄暗いので誰もいね~よ。



すると作業服を着た男性が参道に入って来てるのが

遠くに見えました。



奥社の関係者かな?

するとすれ違う時に

「いま、来るとき横の林でガサガサと言う音がしたので

もしかしたら熊かもしれないので

手を叩きながら歩いた方が良いかもしれませんよ」と教えてくれました。




きょわい・・・(汗)



戻るにはこの参道しかないし

もう誰も来ないだろうから一人で行くしかない。




お礼を言って最初は言われた通りに手を叩いてたんだけど

京丹後の熊が出そうな大カツラを見に行った時と同じ作戦で

スマホの着信音を最大に鳴らしながら足早に

参道をもどりました。



じゃ、真っ暗になる前に山から下るよ。

22 秋らしい夕暮れの風景.JPG


本日の宿は戸隠から東に下ったところにある

長野市内。



細い山道を下り

国道406号線に出たところで暗くなったけど

国道なので他の車も走ってるので

真っ暗な山道を走ることなく無事に予約していた〇横インへ



するとここで問題が・・・


チェックインするときにバイクを停める場所を聞いたら

停める場所が無いので駅の交番で聞いてくれって言われたよ。


どう見てもバイク1台くらい停めれるスペースはあるのだけど

停めれないから交番で聞いてくださいの

マニュアルな答えしか返ってこない。


交番って観光案内じゃね~ぞ。


しかも敷地に停める場所がないときは

周辺地図を出して大丈夫な場所を教えてくれたりするのだけど

な~んだか最悪な対応だったよ。



100%のキャンセル料は二度と利用しないという勉強代として

新たに近くのチサングランドホテルを予約。



すると・・・


52 VIP待遇か?.JPG

VIPな場所に停めさせてくれたよ。



ちょっと寝床探しでバタバタしたけど

さっそく長野の街へ

23 長野駅の北側.JPG


今日はいっぱい歩いたので

繁華街まで歩かずホテルの近くにあった

「つげの家」にお邪魔しました。

24 ごちそう百房.JPG


テーブル席に座って

「おつかれち~ん」

本日のディナー.jpg


地の物やそーでも無い物を美味しくいただいて

信州2日目はおしま~い。



さっ、明日は帰るだけなんだけど

天気予報で「爆弾低気圧」がどーたらこーたらって言ってやがるぜ。



どうなる?



最終日へつづく



黒部の太陽.jpg


◇◇◇ Minorist Hibiki ◇◇◇