秋の信州ツーリング1日目はココ
秋の信州ツーリング2日目はココ
<・m= チュンチュン
♪ピピピピ ♪ピピピ
え~っと、ここは・・・?
あぁ、長野市内のホテルでございました。
昨日はいっぱい歩いて疲れて寝たため
ぐっすり寝て起きた時
どこだか数秒間思い出せない信州3日目の朝です。
3日目というか今日は帰る日だけどな。
プランニング通りだとブラブラと寄り道しながら
ゆっくりと高速に乗って帰る予定だったけど
今日の天気予報は西からの低気圧が
爆弾低気圧に発達しながらこっちに来るらしいんだよね。
高気圧と低気圧が繰り返してやってくるのは知ってるけど
なんで今日に限って発達しながら?
なので爆弾的に発達する前に
やりすごしたいので端折りプランに変更だよ。
前日に買っておいた朝食を部屋で食べて
早い時間にチェックアウト。
まだ車の少ない長野市内を抜けて
善光寺の横からk37で北上します。
郊外に出るとここだけじゃないけど
道沿いはリンゴ畑ばかりだよ。
リンゴは今が最盛期だね。
あ、わたしはあまりリンゴは食べません。
なぜかって言うと品種にもよるけど噛んだ時の歯ごたえが
黒板に爪を当てた時と同じ感覚になるから(笑)
なので柔らかい最近の品種しか食べれ無い
めんどくさい奴なんです。
赤くに実ったリンゴ畑を見ながら峠を上ると
霧だよ~。
着こんで出てるけど
ちょっと寒い。
コスモスの咲く道端の自販機でホットコーヒーで休憩。
信濃町でR18を走るけど
ここから新潟県です。
新潟って聞いただけでめっちゃ遠くまで来てしまった
気分になるけど実際に家から離れる方角に走ってるからな。
信濃町を過ぎたところから
笹ヶ峰を目指しましょう。
スキー場があるので
ずっと登り坂だったけど
山の中にある田んぼが金運色で綺麗。
レンタルスキー屋や民宿が密集する集落を過ぎると
林道になりま~す。
落葉樹の森がパッと開けると
朝の絶景が待っていました。
天気が悪くなる朝に雲海って珍しい。
山が高いと九州の常識は通用しないようだ。
道の方はしばらく同じような林道が続くけど
ちょっとずつ生えてる樹が高原らしくなっていくよ。
やがて山頂付近の笹ヶ峰牧場へ到着
森と草原が入り混じった
とっても綺麗なところでした。
牛の鳴き声が遠くからするので
かなり広い牧場みたい。
道はこの先で行き止まりになるので
この牧場の風景くらいしか見る物はないけど
わたしはこの樹があればもうテンションが上がります。
そう、白樺。
九州では死んで白くなった木しか見ないので
白樺を見るとうれしくなるんだよね。
黒い奴は自分に無い色に
引き寄せられるのかもしれない。
んじゃ、戻りましょう。
来た道を戻るけど道に猿が出てるよ。
(点にしか写ってないケロ)
動物に気を付けながら
下ると登るときには後ろ向きだったので
見れなかった草原が見えました。
奥にリフトの支柱が見えるので
スキー場だな。
一度来るときに通った集落まで戻って
苗名滝へ向かいます。
2kmほど細い道を走ると苗名滝の駐車場に到着。
わたししか居ないパターンの復活でございます。
滝まで遊歩道を歩くのだけど
けっこう整備されたところみたいだよ。
温泉か鉱山があるかのような
川の色だけど
親水公園や砂防ダムがありました。
吊り橋を渡って上流へ向かって歩きます。
最初はこんな風に明るいところだけど
途中から森の中です。
この旅、2日目の着信音最大作戦を遂行(笑)
朝だったのでもしかしたらこのエリアに
最初に入る事になるかもしれないので ʕ•ᴥ•ʔ に遭遇しないための
安全策は大事です。
で、お目当ての苗名滝は10分程度歩いただけで
見えてきました。
これだ!
みてみて!
ハートだよ。
規模は大きくないけど
可愛いハートの滝でした。
たぶんこの滝がハートだって
言ったのはわたしが最初だと思います。。
言ったもん勝ちです。
「苗名滝を最初にハートと言ったのは響」
後で恋人の聖地とかになっても
一番に言ったのはオレだっ!
ハート滝はこの吊り橋からも見る事が出来ます ↓
しっかりしてるし
何か所も怖い吊り橋に行ってるので
ここはまぁ~ったく怖くねぇ。
橋の真ん中から苗名滝
うん、なかなか良い寄り道だったな。
帰りはもう熊に怯えて音を鳴らすこともなく
普通に戻って先へ。
稲穂揺れる妙高高原から下ってR18を北上。
(R18って書くと18禁みたいだな)
どんどん北上すると
風景が山から平地の風景になっていくよ。
途中から近道かもと思ってk63を走ってみると
「日本スキー発祥の地」なる案内板を発見!
予定になかったけど寄ってみた。
スキー場でもあるのかな?っと思ったら
小さな丘が広がる丘陵地の公園でした。
誰もいない駐車場から土むき出しの丘に登ると
モニュメントが建ってます。
日本で初めてオーストリアのレルヒ少佐によって
スキーが伝えれたそうです。
では・・・スキーポーズでジドリ・・・・
あれ?
アッレェ~?
わたくしスノーボードしかやった事がないので
ポーズがわかんねぇ~ヨ。
そんな遊びをしつつ上越で寄りたかった場所へ
ココ ↓
「ぴ」じゃなくて毘沙門天の「毘」ね。
上杉謙信の居城があった春日山の麓にある
林泉寺へ寄ってみました。
入山料300円と有料だけど
この山門は立派だ。
見上げればリアルシェロン
わたしが着ていた学生服の内側の絵柄だ(笑)
山寺では無いけど境内には
苔がびっしりと生えています。
毎日散水をしてるのかな?
ヌルヌルする苔は苦手だけど
こんな苔は見てると癒されるわぁ~。
あ、本殿は普通です。
もう「お寺」のスタンダードな感じ。
今回は時間がないので下から見るだけだけど
境内の春日山側の斜面には
謙信ゆかりの墓所があるようです。
階段は登るものじゃなくて眺めるものなのだ。
林泉寺から出るときにちゃんと無事に帰れるように
カエルにも祈願しておきました。
ついでに「お金もよみガエル」も祈願しておきます。
県道の突き当りから
再びR18に出るのだけど
海だよ~~!
海だ~!
うみだ~~!
ずっと山の風景だったので
海がすっごく懐かしい。
鳥ヶ首岬から綺麗な日本海を見渡すと
遠くにうっすらと佐渡島が見えていました。
写真じゃわからんけどな。
この海岸線に出て本日初めて
帰る方角に向かって走りま~す。
青空が綺麗だけど
ほんとうにこれから爆弾低気圧が来るの?
こ~んな天気が良いのに?
しばらくこんなきれいな海岸線を走ってると
筒石の集落でこんな家並みが ↓
崖下の家並なんだけど
すごい建て方だね。
伊根の舟屋とは違って
日本海の荒波が来る海岸だよ。
また先へ進んで道の駅「能生」
すこし時間が早いけど
今日のランチはこことする。
食べるのはもちろん海の幸。
ごちそう様でした。
雨になるかもしれないので
早目に昼食を済ませたけど
やっぱり予報通りに曇って来たよ。
もうこの先で高速に乗ろうと思うので
乗る前に白山神社に寄ってみま~す。
海沿いの集落の中にある神社なんだけど
狛犬が可愛い。
特に吽形の狛犬が銀魂の定春みたいで可愛いのだ。
目がピンポン玉みたいなのがキュートでしょ?
そして白山神社の本殿がこれです。
茅葺だよ。
小さな神社だけどなんとも
日本昔話で出てくるような本殿なのでした。
ちゃ~んとここでも
無事に帰れるように祈願を。
お参りを終えて歩いて行けるところにある
弁天岩にも行ってみましょう。
火山活動によってできた小さな岩山で
フォッサマグナという形成物でできてるらしいです。
ま、どこにでもある岩にしか見えないケロ。
それとこの弁天岩は私が通う宗像大社と関係のある
宗像三女神のひとりである
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)を祀ってるようです。
浦島伝説の竜宮城の入り口があるとも言われる
弁天岩を最後に響の秋の信州ツーリングの
スポットはすべて完了いたしました。
これよりわたくし
低気圧に向かってただ走るのみでございます。
安全第一で時間に余裕をもって
早目に切り上げて帰るようにしたのですが
無事に帰れるでしょうか?
あ~んなに青かった海が
帰る方向を見ると演歌の海に変わろうとしています(笑)
こんな事もあろうかと思って
カッパを着ても良いように先にランチも済ませたわけですが
高速に入ってから降り出しても面倒なので
保険の意味も含めて先に着ちゃいます。
さぁ、この選択が吉とでるか?
北陸自動車道の能生インターから高速に入って
糸魚川通過。
親不知の先で富山県に入りま~す。
まだ雨は降ってないけど
この周辺から風が強くなってきました。
ずっと吹いてるわけじゃなく
突風のように吹くので怖いです。
でも沿線のススキや木の葉っぱや広がる田んぼの
風の道しるべを見て走ってるうちにコツがつかめてきたよ。
富山県を通過して石川県
金沢まで来てもまだ降ってません。
やっぱり合羽を先に着ておくと雨が降らないようだ。
と、安心してたら福井県に入ったら降り出した~~!
さすがに低気圧に向かてるとジンクスにも
限界があるよな。
結局滋賀に入る前まで本降りだったよ。
で、滋賀県で道路が乾きだして
京都に入ると道は完全なドライ。
ほんと福井県だけ雨だったので
ローキンさんの呪いかと思ったわ。
で、帰りの船は久しぶりに名門大洋フェリーにしたので
大阪の南港を目指すのだけど
余裕た~っぷりで到着の予定が
雨と風でかなりゆっくり帰ったのでもう乗船できる時間に到着。
雨のまま到着したら乗船までの時間
濡れた合羽をどうしよう?とか
心配してたけど走ってるうちにすっかり乾いたので
なんの問題もなくカッパもシートの下に収納できて無事に乗船。
では、「おっつかれち~ん!」
そしておやすみなさぁ~~い Zzzzzz
あぁ、思い出したわ
なんで私が名門大洋フェリーを使わないか・・・
エンジンうるさいし振動がひどい。
峠道のゼブラゾーンをずっと走ってる感じ。
ま、そのうち新造船の入れ替わるようなので
そうなったらもう一回乗ってみることにしましょう。
すこし寝不足のまま夜が明けて九州が見えて来た。
短い信州滞在だったけど
やり残したことが多いからこそ次があるんだよね。
初めて秋に信州に行ったけど
こうして半袖で潮風に浴びれる九州と
違って秋は上からやってきてることを実感した響でございます。
着岸後ゲートから飛び出し
信州ラヴから九州ラヴに戻る。
さぁ、次はどこに行こう?
どこが良い?
ステファニー。
青ガッパ号を洗って
また遊べるようにこれから仕事に行って参りま~す。
では、長らくのご乗車ありがとうございました
またのご乗車をこころよりお待ち申し上げます。

◇◇◇ Minorist Hibiki ◇◇◇