だんだん寒くなって
朝が起きれなくなる季節になろうとしています。
でもまだ薄い布団だけで大丈夫なので
目覚まし通りに起きて行動開始いたします。
今日は平日ライダーなので
孤高のマイナリスト響になって
南阿蘇を目指したいと思っています。
天気が良くなる予報なので
香春のRは霧でした。
全国三千万人の煙突ファンの皆様残念です、
煙突が一本無くなっとるわ。
ルートの方はファームロードは嫌いなので
アグリラインから耶馬渓方面へ
ショートカットの裏道から
R212へ
この道はトラップが多いので注意だよ。
山国川を渡る手前から
有名な青の洞門を通過しま~す。
ほんと通過するだけ~~。
青の洞門から本耶馬溪耶馬渓道路へ
タダなので大好き。
本耶馬溪耶馬渓道路の終点から
深耶馬渓通過。
深耶馬渓や本耶馬溪とややこしいけど
周辺には奥耶馬渓・裏耶馬渓もあるし
椎屋耶馬渓や麗谷耶馬渓なんかもあって
覚えるのがめんどくさい感じになっています。
ずっと耶馬渓を通過ばかりだと
お尻が痛くなりそうなので峠を登り切ったところに
ダリア園があったので停まってみたよ。
菊かとおもったけどな。
この時期にこんな花が咲いてたら
菊と思っちゃうけど
ダリアっていろんな色があるんだね。
綺麗な花の前で停まった後は玖珠を通って
四季彩ロードへ
この道に入るとやっとツーリング本番って
気分になるね。
ススキが揺れる気持ちのいい道を走って
終盤にある「あいのせ茶屋」
この駐車場からあまがたに渓谷が見れるので
ちょっと見学。
紅葉はまだちょっと早いか?
展望台もあって良い場所なので
一番綺麗な時に来ると良いかもね。
では、わたしがたまたま見つけた
涌蓋山ビュースポットへGO!
う~~ん、たまりません。
おもわず「ヒァッポーーーー!」って叫びたくなるよ。

杉の植林があるので全面紅葉にならないけど
涌蓋山の山頂は今がピークの真っ赤っかです。
足元にはちょっと見頃が過ぎてるけど
大好きなヤマラッキョウが咲いていました。
他にも秋の野草がたくさん咲いてたよ。
では先へ行きましょうか。
筋湯の方面へ行って
長者原に出る道へ
山が全部ススキでめっちゃ気持ちが良い。
いつも停まる橋の周りも
すこし紅葉が始まっています。

ちょっと時期が遅いと山が赤じゃなくて
茶色になったりするので
もしかしたら今が一番いいのかもしれない。
綺麗な景色にテンションを上げて
何時もは避けて通らない牧ノ戸峠を越えます。
観光バスとか多いかな?と思ったけど
平日なのでスイスイでした。
峠のパーキングはさすがに紅葉シーズンだけあって
登山客の車でごった返してたけど
それを横目に見ながら通過しま~す。
瀬の本高原まで下って
R442からスカイパークあざみ台

ここから見る九重連山が綺麗かっぱ。
では、いろいろと思いつきで寄ったけど
本日最初の目的地へ向かいたいと思います。
k669で沢水方面へ走ります。
あまり観光客が通らない快適な道です。
そこからちょっとややこしい道になるので
ナビのお世話に・・・
豊後街道(k30)をちょっと走って先へ
一度R442に出た方が判りやすいかな?と
思ったけどk30で案内板が出たので
それに従って農道へ
分岐で看板が出ないという
田舎の案内板あるあるに戸惑ったけど
勘が当たって無事に到着。
「老野湧水」
竹田湧水群のひとつだけど
ここを目指す人は少ないでしょう。
湧き出るポイントは神社の奥みたいだけど
その少し下流に水汲みポイントがあります。
でも枯葉とかが沈んでて
飲み水を汲むならもっと上で汲んだ方がよさそうだよ。
SONYのTX30も水深10MまでOKなので
躊躇せず水没させてみたけど
この水路はハリイって水草がびっしり生えています。
水中の芝生みたいでめっちゃ綺麗です。
触ると光合成した酸素の泡がいっぱい
浮いてくるよ。
この湧水のすぐ下に老野湧水滝があるらしいので
行ってみます。
車2台分くらいの駐車スペースがありました。
滝はこれ ↓
滝と言っても岩の斜面を
湧水が流れてるだけだけどな。
この滝の横にこんなのを発見 ↓
何これ?
たぶん回すと回るので
水車の残骸じゃないかと思われます。
九重連山に降った雨の
伏流水の滝でしばし命の洗濯を・・・
どうですか
心が綺麗になったでしょうか?
わたくしもちょっとフレッシュな気分になったので
怖い橋も勇気を出して渡っておきました。
(※ 首を90度右に傾けて見てみよう)
もっと筋力を!
では、そろそろお昼なので
題名の通り南阿蘇を目指しましょう。
R442からぐるっとくじゅう周遊道路を走って
波野から広域農道で南下してから
国道に出る道へ
阿蘇の外周を回るR265に出て
色見でわたしの好きな根子岳&高岳の
ビュースポットへ
いつもギザギザな根子岳をバックに撮るので
今日は隣の高岳。
中岳の噴火で火山灰をかぶってる為か回りの山も
ずいぶん火山らしくなってる気がするよ。

雄大だね~~。
今日の中岳はほとんど噴煙を上げてなかったけど
ここに住む人はみんな昔から
活火山と付き合いながら生活を続け
作り上げてきたこの風景が好きだ。
阿蘇らしい肥沃な黒い土。
なぜかこの周辺の肥やしって
発酵の具合がいいのか甘い香りなんだよね。
臭くないんだよ。
で、ランチはこのすぐ近くにある「やま康」
赤牛丼を食べるのですが
後から入ったお客と一緒に作るためか
料理が出て来るまで30分くらい掛かったぞ。
で、これが赤牛丼だ。
色が濃いところは田楽味噌がかかっています。
お肉の下は刻んだ大葉が敷かれていて
これはこれで美味しいです。
いまきん食堂の赤牛丼が行列なので
待たずに食べれるならここでも十分美味しいと思うところですが
待たされたのが残念。
とにかくお腹が満たされたので
後半戦に行っくよ~~~!
目指すのは最近ケニーロバーツが走ったことで
グリーンロードから改名された「ケニーロード」を
目指します。
今が一番「旬」な道で
年が明けて行くといまさら感が出て来そうだし
今年のうちに走っておく作戦です。
なのでケニーロードの入り口がある
久木野を目指しますがここから見る阿蘇も良いよね~。
長閑な農村の先に阿蘇五岳が見える
南阿蘇らしい風景でございます。
で、ケニーロードの入り口はかなり昔だけど
来た事があるのですぐにわかったのですが
ここまで来たらちょっと寄りたい場所が・・・
「みそらやcafe」
食後のデザートを食べんといけないんだよ。
「くりパフェください」
口当たりの良いモンブランと餡子に見えるのは
栗きんとん。
ずっとニヤニヤしたまま頂きました。
食べながらFBを確認すると
Tonkiさんが近くを走ってたみたいだけど
どうも入れ違いだったみたい。
んじゃ、本日の目的地と言うか
走るのが目的なケニーロードへGO!
道路標識も「ケニーロード」って表示されてるよ。
阿蘇の南側の外輪山を上る道で
ススキの回廊を登っていきます。
頂上の少し手前に展望スペースがあって
ここに新しく看板が立っていました。
「自然を愛するライダー達へ」
阿蘇にあるライダースベースの
働きでケニーロードが出来ました。
(その前にケニーさんが走ったからだけどな)
ここからも阿蘇が一望できます。
すこしだけ中岳の噴煙が見えるね。
展望所を出ると
ちょっと景色が変わります。
しっかし何年振りだろう?
初めて走った時はこの先のパーキングで
虫歯でほっぺたを腫らした
きんさんと出会ったけど
その後は一回だけ一人で走ったくらいの記憶しかない。
ここを抜けても特になんもないから
あまり来ることは無かったんだよね。
でも、西原村方面を見渡せるこの景色は好きだ。
下のぺったんこのところが熊本市内かな?
さらに進むと県道と交差して終了!
引き返そうかと迷ったけど
吉無田高原まで足を延ばして見る事にします。
ま、行くところはちょっと怪しい場所だけどな。
分岐から数キロ走ったところにある
開運スポットでございます。
七福神もさぞ汚れてしまってるんじゃないかと
心配したけど綺麗に管理されていました。
怪しい便所も健在
それでは私の健康と金運と
ついでに世界の平和を願ってお参りを。
弁財天の前ではお参りというより
懇願ポーズです。
あ~、満足満足。
それではそろそろ帰るよ~~。
ケニーロードを引き返そうかとも思ったけど
また阿蘇を越えるのが面倒なので
西原村側へ下りました。
大津まで下って再びミルクロードへ
今日はのんびり帰るつもりなので
夕陽を浴びるラピュタの道に寄り道。
ほんのり赤く染まった阿蘇の五岳にちょっと感動。
のんびりできる日しか見れない景色です。
んじゃ帰るけど
帰りは雨で抉られてハーフパイプみたいになってる
道を駆け下ります。
もう体力を温存しなくても良いので
しっかり使い切りましょう。
金運色に輝くススキに囲まれながら走って
オートポリスルートで帰りました。
なるべく峠は明るいうちに抜けるようにしたので
日田を通過するくらいで日没でした。
さすがに小石原越えは真っ暗だったので
鹿の恐怖を避けるため車の後ろに車間を取って
安全に通過。
そして大任のコスモス。
真っ暗なのでハンドライトでコスモスを照らして
セルフライトアップ。
やっぱりこの時間になると冷えるわぁ~。
ダウンベストのインナーを着こんで無事に帰還しました。
あまり阿蘇を目的地にする事は無いのだけど
今日は久しぶりの道も走ったし
綺麗な紅葉も見れて九州の自然の懐の深さを
実感したツーリングでした。
さぁ、次はどんな風景に出会えるかな?

◇◇◇ Minorist Hibiki ◇◇◇