お~い!
もうお昼前ですよ~~~!
目覚ましを6時にセットしてたのに
11時になりますよ~~!
なんとか着替えてやっと外へ
もう寒くなるとすぐこんなんなっちゃうよね。
特に誰ともツーリングの約束をしてない時とかさ。
(空も曇ってたんだもん)
寒さに弱い温室育ちの九州っ子らしく
寒さですっかり出遅れちゃったため今回もちびっ子バイクで
適当に散策開始。
今日は特にどこに行くって
ミッションも無いのでルートも自由です。
走りながら福智町を通ってる時に
そういえば近くに吊り橋があったよな?と
思い出して行って見た。
↑ 見えてるアレ
バイクにリターンする前に来た時は
けっこう高い橋だと思ってたけど
なんてショボイ橋なんだ。
目が肥えたからか?
久しぶりに渡ってみようかと真下まで行ったけど
たぶん老朽化でダメっぽいので写真すら撮らずにスルー
筑豊緑地の横を通って
稲築へ
あ、そうだ!
ママさんに挨拶してこ
「こんにちは~」
ご無沙汰しておりましたぁ
お元気でしたか?
さっきから目線が変だと
思ってるかもしれませんが
気のせいですよ。
「なつきちゃんもこんにちは」
同じカッパ族として
素通りはできません。
なつきちゃん親子の訪問を済ませて
R211で嘉麻峠へ
小石原に上がって
R500からすぐにk79
しゅてきな林道です。
(ガードレールなんて野暮な奴はいらね~ぜ)
気持ちよく小さなカーブで遊んで
下ると民家がポツポツと見え出します。
散歩してるお年寄りの方もいるので
スピードを落としてのんびり先へ行くと
高台から黒川地区の集落が見下ろせました。
この中にちょっと前から行って見ようと
思ってた場所があります。
こ~んな綺麗な里山の風景の中に
こ~んな場所がある。
ずっと前からあって前は何度も
通ってるのだけどやっと寄れるチャンスでございます。
ひろ~い駐車場には
何時ものパターンでわたしだけ。
飛行機があるけど
ここは音と光のアンティーク資料館「おんらくかん」
メインは古いオーディオのコレクションを
展示しているのですが
ジャンルを問わずけっこうアレもコレも集めちゃってるよ。
入場料は600円/大人
オーディオより断然目立ってるシコーキの下には
懐かしいジュークボックスが並んでいます。
今でもアンティーク調なバーに行くと置いてたりするけど
これは本当に古そうだよ。
こんなジュークボックスで聞く音楽と言えば
やっぱり60年代のロックですか?
あれ?
全部邦楽と言うか歌謡曲でした。
しかも手書き(笑)
逆にコレクションとしてはこんなのが良いかもね。
ケースの中には古い映写機もあって
その一角には銀塩カメラ
奥のKONICAが欲しいな。
狙ってデザインしてない銀塩カメラってかっこいいね。
倉庫の広い空間にはヘリコプターもあります。
珍しいと思ったのは
YS-11の練習用のシュミレーター
JALなどの航空会社の訓練用か
航空関連のイベントで使用したのを
もらって来たの?
敷地内にある別棟はジープ館になっていました。
男らしい車で憧れます。
たぶん一生憧れのまま終わるでしょう。
だってエアコン無いし濡れるし・・・
帰る前に本館に戻って落書きノートに
本当の落書きをして出ます。
(コーヒーサービスもあるよ)
音楽館を出て引き続きk79
これぞ「剣道」って細さになってワクワクします。
森に入ると苔も生えて
なかなか震える様相になって来て
ワクワクがドキドキに変わろうとするところで
途中から柿畑へ抜ける道を発見!
柿の産地だけど
ほんと周りは柿の木だらけ。
その柿の木がみ~んな紅葉してて
けっこう綺麗なのでした。
柿の収穫時期なので
ある一角に落ちた柿を集めてる場所があって
発酵して柿酢になったような強烈な香りがして息が止まります。
でもこの風景はたまらない。
紅葉を見に来たわけじゃないから
このぼやけた赤でも綺麗に感じるんだよ。
下ると朝倉市の平野なのだけど
下っても柿の中
昼前に出たのでもう昼を過ぎちゃってるため
手短なお店でお昼ご飯を食べましょう。
R386沿いにある「かっぱの巣」
今日のランチはこことする。
ここに決めたのは「1日1カッパ」もできるから。
お店の両脇に男女揃って出迎えてくれます。
カッパに出迎えられて
食券を買って席に着きます。
「えび天うどん」↓
もうびっくりするくらいシンプル!
ネギすら入ってないほどの潔さにふるえます。
(えび天じゃないバージョンも見てみたい)
でもこのお店はメインのメニューより
お惣菜が食べ放題なのが本当のメイン。
お皿に惣菜を山積みした「男盛り」はあまりにも見苦しくて
お見せできるセンスじゃないので写真はね~よ。
(7割はマカロニサラダ)
うどんがサブメニューの汁物の様な存在になった
ランチを終えて食堂の隣の和菓子あさくら堂で柿まんじゅうをGET
後でどこかで食べよぉ~~っと
と思いつつお店を出たけど
もうここで食べちゃう。
店から3分の恵蘇八幡宮
わたくし柿のにゅるにゅるした食感が苦手で
シャリシャリ食感の太秋柿しか食べないけど
柿の味は好きなのでこの柿の甘味を濃縮したような
柿饅頭は好きです。
でもほんと甘いのでコーヒーかお茶うけで食べた方がいいよ。
参道の階段に座って食後のデザートをいただいた後は
境内の下にある大きなクスの樹にご挨拶。
でっかいでそ~
と、このクスの樹の横でこんな看板を発見
どこかで柿まんじゅうを食べてるのを
狙ってたかもしんまい。
食後の運動で恵蘇八幡宮の上に上がると
なぜか埴輪がありました。
近くに古墳でもあったのか?
それにしてもこの埴輪はきょわい
きょわいキョワイ
誰かがいたずらで緑のペンキでもかけたのか?
これが赤色の塗料だったら
まさに恐怖の埴輪だ。
顔は可愛いのに・・・
とりあえず一生出会う事もなかっただろう
埴輪君と仲良くなっておきましょう。
神社から出ると道の反対に筑後川の疏水施設があるので
ちょっと寄り道。
選ばれし者しか入れない
河川敷のガタガタ道を進むと疏水に到着。
「山田堰」
朝倉の有名な三連水車のある
堀川用水の水量を確保するための疏水施設です。
とりあえず私が説明すると
流れてきた川の水をあっちやコッチに
流すところね。
説明は簡単だけど治水は暴れ川との戦いの
痕跡ともいえるのです。
河を治めた先人たちにカワ鵜ポーズで敬意をはらい
小さなバイクは次の場所へ行くのでありました。
次の場所と行っても行き先なんか
な~んも決めてね~よ。
疏水からそのまま筑後川の土手を走ってると
隠れ家の森の前を通ったので
本日2本目の巨木でございます。
主幹が折れちゃて残念な形になっちゃってるけど
樹齢1500年の幹回り18mと言う堂々とした巨木です。
その昔、朝倉にあった関所を通れない者が
この樹のうろの中で夜まで隠れていたというのが
呼び名の由来らしいよ。
裏側から見る根の張り方は圧巻で
生命力あふれるオーラがまぶしいぜ。
でっかい樹を見て元気をもらった後は
秋月方面経由で帰路へ
秋月の手前にある竹地蔵尊に寄ってみると
銭洗い弁財天様がいらっしゃいました。
弁天様 ↓
弁財天さんが言うには
下にあるビンの中にお金を入れなさいベンベン
そのお金におまえの願いを込めなさいベンベン(←琵琶の音)
と、おっしゃってます。
普通のガラスのコップが池の中に
置いてるけどあの中に入れたらいいんだね。
んじゃ、1円で・・・
楽勝と思ったけど1円って軽いので
ヒラヒラと曲がってはいんね~よ。
ほほ~、
これで重い10円玉に代えさせて更には
100円玉を入れさせる作戦だな?
その手は喰わねぇ。
(腹黒いわたしは同じ黒い罠には敏感なのだ)
幸運は本尊でお願いするとして先へ
面白い仏像を見ながら先へ行くと
地蔵尊がありました。
竹林に囲まれた普通のお寺・・・
あれ?鳥居があるので神社?
鐘があるのでお寺?
とりあえず本尊でお参りをして
鐘をゴーーーンと突いたので戻ります。
地蔵尊の参道の坂・・・
カッパの甲羅のような模様の道なんだけど
苔が生えて滑りそうでめっちゃ怖いよ。
雨で濡れてる日は要注意です。
んじゃ、先へブーンブーン!
(実際はポコポコポコーーー)
はい、秋月に到着。
黒田長政が築城し三男長興が城主となった秋月城址
紅葉シーズンなので露天が並んでいましたが
紅葉はイマイチ。
例年通り標高の低いところの紅葉って
ダメダメですね。
特に今年は冷え込みが緩いので
色付きが悪いです。
まだ緑の葉が残るもみじとは反対に
城のお堀側は冬みたいな風景だよ。
平日だったけど
人が多いのでお城周りだけ見て撤収!
八丁峠(R322)を越えて
嘉麻市
雲は多いけど天気予報通り
雨の心配の無い1日でした。
傾いたお日様がわたしの背中を照らします。
こうして響のツーリングは・・・・・
まだ、帰んないも~ん!!
ジャジャ~ン!
道の駅「おおとう」
やっぱりせつら3号に見つかったよ。
(バイクせつら=1号 仕事せつら=2号 振り向けばせつら=3号)
今日もイルミネーションのテスト点灯があるかもって
思って来たけど今日もするってよ~~
3・・・
2・・・
1・・・
ピッカーーーン!!
去年のテーマはアナ雪だったけど
今年は近代産業遺産の炭鉱だよ。
田川のシンボルの2本煙突です。
今日はテスト点灯で
お客さんもたまたま居た人たちだけしかいないので
バイクも入れて撮り放題です。
説明はいらないと思うけど
2本の煙突の横はボタ山です。
月があるのは炭坑節の♪月がぁ~出たでったぁ~の月だな。
常設エリアもめっちゃ綺麗。
メルヘンだねぇ~
ロマンチックだねぇ~
こ~んな素敵な光のイリュージョンの中に
二人のおっさん。
わたしの今年初のイルミネーションは
せっちゃんとでした(泣)
まだ仕事が残ってるというせっちゃんと別れて
わたしは炭坑レンジャーの聖地へ
♪ あんま~り~煙突が高いので~
さ~ぞ~や、お月さん煙た~ぁかろ♪ サーノヨイヨイ
と、歌われた煙突の上に月が出た
わたしのブログの2部作目の
タイトル写真の場所です。
ライトアップされた様は
まさに金字塔
金運のコインは弁天様のコップには入らなかったけど
これで金運アップでございます。
ここで本当に今日のツーリングはおしまい。
昼前に出たのであまり遊べないと思ってたけど
けっこう色々と回れた1日でした。
それでは一緒に・・・
1.月が出た出た 月が出た(ヨイヨイ)
家(ウチ)のお山の 上に出た
あんまり煙突が高いので
さぞやお月さん 煙たかろ(サノヨイヨイ)
2.一山二山 三山越え
奥に咲いたる 八重椿
なんぼ色よく 咲いたとて
サマちゃんが通わにゃ 仇の花
3.あなたがその気で 云うのなら
思い切ります 別れます
元の娘の 十八に
返してくれたら 別れます
4.お札を枕に 寝るよりも
月が射し込む あばら家で
主のかいな(腕)に ほんのりと
私ゃ抱かれて 暮らしたい
5.竪坑千尺 二千尺
下りゃ様ちゃんの ツルの音
ままになるなら あのそばで
私も掘りたや 黒ダイヤ
◇◇◇ Minorist Hibiki ◇◇◇

