今日は天気下り坂って事だけど
いつもより暖かいらしいのでバイクに乗るよ~~。
ま、その代わり曇天だけど
Blue・bee号も年末から動かしてないので
乗ってあげちゃうツーリングにスタート。
ブルーーン!
ポコポコポコ・・・・
ポコポコと音を立てながら
どこまで行こうかと迷ったけど
今日は大分県の石橋がいっぱいの院内周辺をブラブラしてみようかな。
まずは香春町の鶴岡八幡宮の参道から裏道へ
R322バイパスになると思われる未開通のバイパスを
すこし走っていつものHFRへ
で、今日は10時くらいに家を出たから
すぐに予報通り暖かくなる作戦だったんだけど
ぜっぜん暖かくならね~んだよ。
なので前回の初ツーリングでも寄った
精米機のある自販機コーナーでコーヒータイム。
自販機の缶コーヒーは全部100円で買える
ショート缶になれば良いと思ってる缶コーヒーで
折れかけた心を立ち直らせて
耶馬渓の青の洞門からR500へ
楽しい、楽しい
三桁国道が、はっじまっるよぉ~~~っ♪
最初はセンターラインがあるけど
すぐに山の中でございます。
でも酷道じゃないので
Blue・bee号は水を得た魚のように
楽しく走らせていただきました。
院内町に入る町境の峠を越えて
Blue・bee号最速ゾーンへ突入。
この1.5車線の下りでは
どのバイクが来ても前を行かせないぜ・・・
って、ダ~レも通りませんケロ。
R500の峠を下って集落が見え始めたところから
「龍岩寺」の案内が出たので脇道へ。
林道だったけどな。
林道のクネクネをしばらく走ると
院内らしく石橋を発見!
「経座橋」
古そうに見えるけど
意外と新しくて昭和25年らしい。
この可愛い石橋の前に龍岩寺がありました。
以前から行ってみようと思ってたお寺なので
Blue・bee号を石橋の横の駐車場に停めて
参道へ。
↑ 案内板に小さく「石段」って書いてるのが気になったけど
これがその石段らしい ↓
長い・・・
いや、長いって事よりも一段一段が低くって
ぜんぜん登らね~よ。
(疲れないけどな)
長くてバイクで上がれそうだった階段を上がると
龍岩寺の本堂がありました。
しかしこの本堂・・・
生活感満載でとっても残念な感じです。
鍋を天日干しにしてるし
縁側では椎茸を干していました。
こりゃ、肉厚で良い椎茸だ。
するとさっきまでいなかった猫が縁側に・・・・
「こんにちは」
「いつからそこ居たの?」
と、不思議に思ってると猫用の入り口があったわ
障子のピロピロになってるところが
にゃんこ用の出入り口らしい。
境内の方に目を移すと
小さな池がありました。
沼って言った方が良いでしょうか?
赤ガエルの卵を探したけど
藻がすごくて何も見えない。
ちょっと出鼻をくじかれた感じの龍岩寺ですが
龍岩寺の見どころはココじゃなくて
本堂から250m上がった山の中腹にある奥ノ院です。
本堂で参拝料200円/一人をお支払して
入山しま~す。
ま、250mって書いてるけど
わたしの場合は倍の500mと思って登った方が
良いだろうな。
苔が生えて滑りそうな石の階段を頑張ってあがると
岩をくりぬいたトンネルが出現。
素彫りで掘ったトンネルのようだ。
丁度中間地点って感じで
先を見るとまだ登りが続いてそうです。
更に石段を上がると
頂上付近の大岩にはまり込んだ奥の院が見えて来ました。
これが「清浄山龍岩寺」だっ。
(奥の院の礼堂ね)
大分県の耶馬渓や国東半島に多くみられる
岩山にはまりこだ形の
礼堂で重要文化財でもあります。
何時も思うけど
よくもこんなところにお堂を建てようとしたもんだね。
(平地じゃダメなのか?)
礼堂には直接真下からは行けないようになっていて
遠巻きに参道が整備されているので
そちらから近づいてみます。
期待した鎖場は無かったけど
大きく岩がオーバーハングしてるよ。
もちろん正しい通り方で通過いたします。
みなさんもこの作法は守ってください。
で、これが奥の院の礼堂 ↓
岩山のえぐれたところには
羅漢寺っぽくなっています。
ここを見て終わりかな?と思ったけど
礼堂の中に入れるようになっていて
その中には薬師如来像・阿弥陀如来座像・不動明王座像の
三仏が鎮座されおりました。
格子戸でよく見えませんでしたが
格子の隙間から・・・
「阿弥陀如来座像」
木目と曲線がとっても美しい仏像でした。
かつてキリシタン大名だった大友宗麟が
領内の寺を焼き払ったけどこの奥の院だけは
難を逃れたらしいです。
んじゃ、戻ろう
滑りそうな石段は下りの方が怖かったけど
無事に下山して林道を院内町方面へ
もうちょっとで院内の国道(R387)に合流する手前で
大きな杉の木を発見!
藤群神社の境内に
でっかい2本の杉の木が立ってたよ。
神社は村の鎮守様って感じでとっても
素朴でしたが案内板を見ると大杉は樹齢400年らしい。
樹の神様に挨拶をして
院内の町の中へ
と、言ってもいきなり裏道ですケロ
国道から恵良川を挟んだ反対側の道だけど
途中で穴ポコがいっぱい開いてる岩山を見つけたよ。
水雲横穴古墳といって
全部で47基の横穴があるんだって。
お墓なので覗かないで先にある
道の駅いんないで休憩。
名物のオオサンショウウオも
ちゃんと私を迎えてくれました。
久しぶりに見たからか
成長したからしんないけど大きくなったように感じる。
つぶらな目を探してみな。
道の駅でプチ休憩したら
やっぱり石橋でしょう。
院内には有名な橋はいっぱいあるけど
その中の一つである「富士見橋」
西洋様式に積まれた石橋で
下を流れる恵良川の渓流との組み合わせが
とってもいいところなのです。
橋の上から下を眺めてみると・・・
橋の真下付近に2羽のカモ?
あれ?
もしかしたら・・・・・
オシドリ夫婦でした。
(実際のオシドリは浮気しまくりですケロ)
今年は見れないまま春になっちゃうのかと
思ったけどこんなところで見れました。
岸べでオシドリ夫婦を眺めて
今度は余(あまり)地区へ
と、ここで車で近くを通った時に
道が細くてヤバイ気がして行かなかった「余の滝」に
行って見ることにします。
(結果は先に小さいけど駐車場がありました)
車用の駐車場からまだ道が続いていて
ちびっ子バイクなら入って行けそうだったので
木の枝で道が見えない道を進んで滝に到着!
はじめて来たけど
この滝は綺麗でした。
石畳の上を落ちる滝の上に
別名「末広の滝」と呼ばれる滝があります。
冬場なので水量が少ないけど
とっても美しい滝でした。
別名通りに幾筋に分かれながら
落ちる様はほんと美しい。
直瀑じゃないので滝壺は小さいけど
日が当たれば綺麗な色になりそうな滝壺です。
それでは水をつかさどる水の神の
龍神様に挨拶。
今日はけっこうこのシェンロンポーズをした気がするな。
余の滝を出て
何処に行こうかと思ったけど
すぐ近くに両合川橋があるので久しぶりに行って見ます。
何度か行ってるので迷わず行けたけど
今日はBlue・bee号で初めて来たので
橋まで行っちゃうもんね。
もちろん車両は通行できないので
押して行くんだよ(笑)
日本の原風景と言われる両合の棚田の中に
ある小さな石橋ですが
この風景の溶け込み具合が感動物だ。
大正14年から変わらずこの姿でいてくれた事に
感謝して山を下ります。
さぁ、次は・・・・と考えたけど
そろそろお昼ご飯を食べませんか?
いくら家を10時に出たからお昼は遅くて良いって言っても
14時過ぎてるしね。
って事で院内から宇佐方面に出て
k658で佐田を目指します。
裏道も交えながら久しぶりぶりの「ぽから」
もちろん食べるのはカレーでございます。
う~ん、ちょっとピリっとスパイシーで
美味しい!
香りの良いサフランライスもキーマカレーに
ピッタリです。
御馳走様でした。
と、言うことでランチなのでいつもならこれから後半戦なのですが
遅い出発のツーリングでしたので
今日はここまで。
空の雲もすこしずつ厚くなって来てる気がするので
帰りま~す。
HFRをフルコース&ノンストップで走って
犀川の田んぼの中にポツンと立つ鳥居を見つけて休憩。
なんか説明版があったけど
名前を忘れた神社の鳥居のようです。
田んぼの中にポツンと鳥居があったので気になって
寄ったけど奥に見える森に入ると神社がありました。
綺麗な山水が流れ込む池があって
斧を落としたら女神が出そうな池だったよ。
神社の方は夕方で薄暗かったので
ビビッたりしてない無いけどまた今度って事で
今日のツーリングは終了。
明るいうちに帰りついて
なぜか泥んこになってしまったBlue・bee号を
綺麗にしてあげてガレージへ。
それではみなさま
次のご乗車をお待ち申し上げます。
「オシドリペインティング」
カッパがやると毒々しい。
◇◇◇ Minorist Hibiki ◇◇◇
conta
2016年02月21日 07:35
末広の滝きれいですね、冬でも凍ることはないんでしょうね。