銀ガメ号初の[香春のR]
このセメント工場から非日常の地へトリップするのが
マイナリストのお決まりなのですが
今日はそのルーティンを初めて銀ガメ号で行うのでした。
慣らしで距離を稼ぎたいので
今日の企画はわたくし響でございます。
て、いうかいつも私ですケロ~~!
平日だけど誰か暇な人がいるかもしれないので
集合をかけると数名のメンバーが集まって来ました。
サボったのか?(笑)
出発までペチャクチャしゃべってると・・・
いつの間にか私のバイクがYAMAHA製に(笑)
めにまるさん暇ですか?
ではそろそろ出発の時間ですので
恒例の朝の集合を。
サラリーマンポーズ
何時ものようにスーツの方がいますか気にしないでください。
左からたぶんサボっためにまるさんとわたし、
仕事担当のせつら1号に毎日暇らしいnさんともちっこさんの4台で
大分方面を目指します。
サラリーマンはここで捨てて行きます。
小石原を抜けて林業の街も通過
久しぶりにファームロードに入ったけど
前半は国道の通行止区間の迂回路に使われているので
車やトラックが多くてぜんぜん楽しくね~よ。
けど後半に入ると何時ものように
スイスイと走れる道になりました。
途中でめにまる号のトップケースの蓋が開いて
パカパカパックマン状態だったのを直して
ファームロードWaitaから小国へ
今日は雨妖怪が来るはずだけど
雲一がひとっつも無いぞ~~!
この春一番の晴天かも。
杉の森から見えていた青空はやがて
広~~い空に変わります。
県外からの観光客が居ないうえ平日なので
完全貸切状態です。
瀬の本高原の眺めも絶景でした。
阿蘇五岳も綺麗に見えています。
春から初夏にかけて
こんなに澄んだ空気の日は数えるくらいしかないので
今日は当たりの日だよ。
雨女の妖術もむなしく晴天になりましたが
そのよかっぱぬ~ん様とミポさん「おっはよ~う!」
熊本から来てくれたよ。
「きくりん、今日は雨を降らさんでよ」
「もう今日は大丈夫っちゃ、こげん雲が無い日はぜったい降らんけん」
で、このあさみ台で待ち合わせをしたのだけど
わざわざ道に出て待ってくれてると思ったら
まさかの閉鎖中なのでした。
たぶん地震で窓とかが割れて閉鎖したままなのかもしんない。
それは仕方ないのだけど
トイレをあてにしてオシッコを我慢して頑張って来たので
これは困った。
わたしは我慢できずに森に駆け込んで
ミポさんときくりんに隠し撮りされたけど
さすがに女子?が3人もいるので
「森に行って来~い」とは言えないのでさっそくくじゅう花公園へ
ほどなく花公園に着くのだけど
平日とはいえ駐車場がガラガラなのはレアな状態かも。
GW期間中もガラガラで
360度誰も写らないカレンダーみたいな写真が撮れた
らしいので今日はそれを狙って来てみたんだよ。
入場料は1300円だけどめにまるさんがJAFの会員に入っていたので
1000円でした。
5人までの割引だけど6人とも割引にしてもらったよ。
たぶん窓口の先頭にいたわたしの人柄を見抜いたからでしょう。
園内に入ると他の客は3人くらいしか居なくて
何処を撮っても誰も写らない貸切状態です。
(きくりん携帯より)
こんな贅沢な景色を見せてもらっていいんやろか?
大きなツアーが全部キャンセルになったからなのでしょうが
もうこんな風景は二度と見れないかもしれません。
って言うかもうこれっきりでお願いしたいケロ。
誰もいない上に後ろの九重連山が美しいったら
ありゃしねぇ。
つい花の妖精さんが出てきてしまうじゃないか。
んじゃこのお花畑で
花の妖怪さんたち「集合~~!」
この6人だけで通常の土日のように
賑やかだよ。
園内を半周して後半は
ネモフィラとリビングストーンデージーのエリアへ
「ヒャアアアァーーー」
素敵すぎてまた妖精になっちゃった。
花の密度もみっちりと隙間なく咲いてるよ。
まさに花の楽園
わたしの九州Loveが加速する。
たぶん来年この花が咲くころは
花の間に日傘をさした人や同じようなサングラスをかけた
団体様がジドリ棒を出しまくってる光景が入っちゃうんだろうな。
360度カレンダーの風景に偽り無しってことで
興奮して一人で先に行ってる方とやっと合流。
でもまた綺麗な場所を見つけて
バラバラで遊ぶマイナリスト達。
エリアは小さいけど
満開だったネモフィラ
バイクはシルバーになったけど
やっぱり青が好き。
わたしたちしか居ないので
ブランコも順番を待たずに乗れます。
一通り見て遊んだので
さすがに後半は疲れたよ。
ツーリング前半ですが
さっそく1日1ソフトをいただきます。
バラソフト。
香水みたいな香りだったらどうしよう?と思ったけど
ほのかに香る程度であっさり美味しくいただけました。
バラバラだったメンバーともゲートにところで無事に合流して
花公園を出ま~す。
ここから長湯方面に行く予定でしたが
せっかくこんなに天気が良いので
絶景ポイントにみんなをご案内します。
草原の中の道に入って
久住連連山ドーーン!
久住連山の裾野に広がる
牧草地は震えるほど爽快だよ。
花公園でもそうだったけど
ここでもバラバラで自分のバイクの撮影会になっております。
わたしも銀ガメ号を撮りまくって
再び隊列を組みます。
このまま草原の直線を走り抜けても良いけど
せっかくなのでみんなで飛びましょ。
3・・・2・・・1・・・
はいっ!
飛び方がバラバラですが
妖怪の種族が違うので仕方ありません。
では次の目的地に向かいたいと思います。
行き先は「清滝」
k669の絶景ロードへ
阿蘇周辺は気持ちの良い道がいっぱいあるけど
久住山を近くに見ながら走るこのルートは
わたしの大のお気に入りでございます。
途中から広域農道へ左折
今日はミポさんがすごくUターンを警戒して
CBRじゃなくてPCXで来てしまってるほどなので
なるべく道を間違えないように
しっかり行く場所をナビにインプットしてるため迷うことなく
清滝に向かう道に入れました。
舗装林道をすこし行けば滝の駐車場のはずなんだけど
途中ででっかい水溜りがあるじゃないですかっ!
聞いてないよ~(汗)
土が沈殿してヌルヌルだと危ないので
バイクから降りて通れる場所を探ると
なんとか行けそうなラインを見つけたのでGOサインを出すとなぜか
「行くんかいっ!」と突っ込みが・・・
引き返すとでも思ったのですか?(笑)
わたしも銀ガメ号を汚したくなかったのですが
銀ガメ号に「おまえのオーナーはこんな人」と判らせる
必要もあるので突進あるのみ。
(帰ってから洗ったけど今までのバイクの3倍洗うのめんどくさいバイクでした)
終点は砂利の駐車スペースでしたが
どこにでもあるような砂利の駐車場なので
すんなりとバイクを停めて滝に向かいます。
徒歩200mの看板が出てたけど
たしかにすぐに滝と会えました。
「清滝」
なめらかな礫岩の崖を
絹のように落ちる滝はなんとも涼しげでした。
ここはほとんどの人が来ない滝なので
夏場は穴場かもしんないよ。
高さは20もちっこ(30m)
新緑に囲まれた滝壺でみんなで儀式を
nさんが居ないけどバイクのところで
野草を探したりしながら留守番してるよ。
来た道を200m戻って
また林道の水たまりを走って長湯へ
広域農道から長湯ダム側へ下ると
ダムの上流につちのこ橋があります。
つちのこを知らない方が若干1名ほどいましたが
このツチノコ橋の先にはカッパ!
は~い!
「1日1カッパ」達成でございます。
魚を捕まえて喜んでるカッパだよ。
三脚を立ててのジドリが面倒だったので
もちっこさんに撮ってもらいます。
落下防止のワイヤーが邪魔でこの距離でしか撮れねぇ~。
で、この長湯でランチの予定でしたが
調べておいた店が無いぞ。
アレレ?
もう一度ネットの情報を見ながら
ミポさんのPCXを借りて確認したけど
どうも予定していたお店が「売家」になってる感じがするよ。
ま、食べるところはそこだけじゃないので
長湯温泉の万象の湯の中のレストランに行きました。
薬膳バイキングの「天恵塾食堂」
名物の50倍カレーは正露丸を煮たような
辛さですこし舐めただけでギブアップ。
ほかのメニューはほとんどがヘルシーなので
身体をいたわるライダーには丁度良いかもしれないよ。
満腹になったらツーリングの後半戦ですが
熊本のきくりんとミポさんはミルクロードが混むので
ここで離脱でした。
「まったねぇ~~!」
「ミポさん次はデッカイ方のバイクでUターンしようねぇ」
「きくりんも早くバイク決めてねぇ~」」
二人の妖怪に見送られながら
大分方面へ。
午後のプランは磨崖仏巡りで
心を清めるプランとなっております。
緒方町のお気に入りの水路の道へ
近くに原尻の滝という有名な滝があるけど
行った事のないnさんの心の声も届かず
マイナーな場所へみんなをご案内。
ナビがここで停まれってって言うので停まると
ノーヘルのオジサンのバイクが2台ほど走り去って行きました。
のどかだねぇ(笑)
ナビが案内してくれたのは
「瑞光庵磨崖仏」
大分県には無数の磨崖仏がありますが
わたしが選ぶ以上穴ポコ付きなのでございます。
入り口には親切に電気のスイッチがありました。
洞窟の中に入ると
不動明王が掘られています。
かなり特徴的な表情で
正面から見ても判らないけど横から見ると
かなり堀りの深い不動明王なのでした。
かなり古いものだが
残った紅などから色彩豊かな不動明王だったことが
想像できます。
洞窟の大きさはこれくらい ↓
広くも無いけど
狭くて窮屈な感じでもないです。
メインは不動明王像ですが
他にも仏像が置かれています。
ほっこりする仏様だ。
では、邪念を振り払って集合!
次行っちゃおう!
ノーヘルバイクが走る農村から
大野川の支流を渡ります。
k210で北上して道の駅おおので水分補給休憩。
さっそく見つけた猫で好感度を上げてる方がいます。
天気が良すぎて暑くなったので
しっかり水分補給をしてバイクにも液体注入!
田舎のスタンドの会話は決まって
「何cc?」から始まります(笑)
銀ガメ号も入れにくいので最初の止まるところまで入れてもらって
最後のスポットへ
R57沿いに大迫磨崖仏があるので
そこが今日の最後のスポットになる予定です。
大分の市街地方面から東九州道で帰るルート上にあるので
寄り道スポットに選んだのですが
ナビの案内が終わってもそれらしき看板がね~よ。
アレ~~?
こうしてわたしのUターンは量産されるのですが
引き返すと大分方面から来た側だけ
案内板があるという田舎あるある物件だったわ。
奥豊後第14番「大迫磨崖仏」
駐車場から数段の階段を登るだけで良い
とってもお気軽な磨崖仏でした。
お堂はいつもの崖にめり込みシリーズとなっております。
そのお堂の中に大きな大日如来坐像がいらっしゃいました。
如来様ですがとってもコワ~イ!
高さ3.2mで粘土で覆った珍しいつくりらしいよ。
外には同じく石仏の頭が・・・
あれ?
どう見ても岩なのだけど
何か変。
数ヶ所、岩のコケが剥げた場所を指で触ってみると
これって発砲ウレタン製だぞ。
持ち上がるもん(笑)
それにしても岩にしか見えない表面処理の技術はスゲー!
磨崖仏で清めた後は
駐車場の中にある千歳特産物直売所のオブジェでジドリ
誰?
吉四六さんじゃないし
調べるとひょうたん様だってよ。
だから誰だよ?
ちょうどこの直売所に来ていた大分ナンバーの方に
一番早く行けるインターを聞いて
大分米良ICから高速へ
別府湾SAで休憩の時にnさんが由布岳が見たかったというので
高速からずっと見えていたよと言うと「エェ~!」って
残念がっていましたが上の山の左側の山が由布岳だよ。
(今頃言われてもって感じ?)
その休憩した別府湾SAで明礬温泉プリンソフトを頂きます。
本日2個目のソフトだけど
気にしな~い。
濃厚なバニラとほろ苦いカラメルのプリンが
絶妙です。
次に寄った時も食べようっと。
ソフトを食べながら別府湾が見えるところに行くと
ここも恋人のなんちゃらになってたよ。
おじさん二人は喫煙中なので
もちっこさんと・・・
全国の愛に飢えたか方に私のハート
届けぇ~~!
本当の恋人同士はどうぞ
ハートの中で撮ってくださいませ。
そのハートから見た別府湾
この湯の街も大きなツアーのキャンセルが多くて
ガラガラらしいよ。
古きよき時代の別府を楽しめる時かもしれない。
まったりと休憩した後は
全線開通した東九州道を走り今川PAで最後の休憩。
トイレに入るとカッパが覗いています。
(女子トイレもあるらしいよ)
今日のツーリングを振り返ったり
どうでも良い話やどうでも良く無い話などをしてると
日が傾いて来ました。
銀ガメ号が金カメ号に変わっています。
「今日はわたしの慣らしに付き合ってくれてありがとう
それでは気をつけて帰ってください」
「カイサン!」
最寄のICまで一緒に走って
道なりに解散して今日のツーリングはおしまい。
しかし大分米良ICから八幡ICまで高速を使うと
3280円もするんだね?(タケ~!)
次回から上毛PAスマートETCで降りてアグリラインを
使った方が時間とお金のバランスが良さそうだな。
本日のツーリングで銀ガメ号のトータル距離は850km
残りは点検の日の朝にちょっと走って調整しようかな?
ではまた九州Loveな風景でお会いしましょう。
◇◆◇ Minorist Hibiki ◇◆◇
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