[響の夏休みツーリング1日目はココ]
[響の夏休みツーリング2日目はココ]
<・m= チュンチュン チュンチュン
お~は~よ~~
ございます。
響の夏休みツーリング3日目の朝ですが
大好きなツーリングとはいえ3日目ともなると
疲れが溜まっちゃうお歳頃ですので
ちょっと目覚の悪い朝を迎えたました。
今日は帰る日なので午後からは移動だけになるため
なるべく早朝から遊ぼうと早起きを試みたけど
ちょっと寝坊しちまった(汗)
寝坊はしたけどのんびりと朝食を食べてまだ静かな金沢市街地から
ゆっくりと走り出す銀ガメ号とわたしですが
今日の金沢の天気予報は朝は雨だってよ。
ほらっ ↓
空が真っ黒じゃねぇ~かっ(汗)
R8を加賀方面に走ってると
対向車のワイパーが動いてるのを見たので
降るまで待たずに素直に合羽を着ましょう。
加賀に入る手前でちょっとだけ降られたけど
スグに止んでR364で山中温泉郷へ入りま~す。
結局降る雨より降った後に車が巻き上げる
水しぶきで濡れちゃった感じになりましたが
無事に到着。
「あやとりはし」
鶴仙渓の大聖寺川に架かる人道の鉄橋です。
華道家元の河原氏によるデザインの橋ですが
とっても珍しいS字カーブを描く鉄橋なんだよ。
グニョグニョという表現で良いでしょうか?
長さは94.mで高さはこんくらい ↓
想像していたより高くてビビリます。
(しかも吊り橋級に揺れます)
鄙びた温泉街の端っこに
架かる鉄橋は是非浴衣姿で渡りたいものですが
合羽ですみません。
もう降らないと思うのでここで
合羽を脱いで先へ行くよ。
少し戻るルートになるけど
山代温泉を通ってR8~k11を走ります。
予想通り晴れて来たところで
那谷寺に到着。
まだ開いてない時間でしたが
檀家さんの大会で門が開いていたので
ちょっとだけ中へ・・・
大きな庭園みたいな池があります。
本殿まで行きたかったけど
まだお経の声がしていたので
下から見るだけ。
表に戻ってなたちゃんとジドリしましょう。
なたちゃん、同時にいろんな事が出来そうだね。
またまた小松市まで戻って
ハニベ巌窟院に寄り道。
ドーーーン!
顔だけの仏像があるのだけど
その顔がでっかいゾ~~!
仏様ですが若干珍スポット的な香りがするのは
否めません。
中に入ると微妙な感じの閻魔さんとかがいる洞窟があるらしいけど
ここも時間が早くて開いてないので
外から見るだけね。
表の仏様を見たかっただけで加賀や小松方面を
行ったり来たりしてたけど
そろそろ帰るルートへ向けてGO!
R360で白山市に入ったところで
手取峡谷と言う渓谷を通りました。
黄門橋の上から覗いてみましたが
けっこう深い渓谷みたいです。
秋の紅葉の時はすごく綺麗かもね。
個人的には川の横にある古そうな建物が気になるケロ。
農業用の取水口か?
ツーリングの方は寝坊した時間をリカバリーして余るほど
快適に進みR157を南下中。
でっかい手取湖(手取川ダム)を見ながら走ってると
白山恐竜パーク白峰があります。
化石を発掘する時間はないけど
ちょっと寄ってみたよ。
すると・・・
たまご!
また二つほどカーブを曲がると・・・
パカッ!
産まれた~~!
(名前は「りゅうくん」らしい)
またカーブを曲がると・・・
あっちへ行けと指示されました。
指示されなくても脇道なんかないので
迷わず恐竜パークに着きます。
日本最古のジュラ紀の地層があるところらしく
思ったより大きな施設でした。
入る予定じゃないので
駐車場でUターンしてさっきの恐竜が大人になった
やつと記念撮影しましょう。
でっかいよ~~!
(恐竜の名前は知らん)
引き続きR157
長い谷トンネルを抜けると福井県でございます。
勝山市街地に入ったところから
再び山手へ・・・
4車線の道からちょっと入っただけなのに
空気がガラリと変わります。
「平泉寺白山神社」←(神社なの?お寺なの?)
およそ1300年前に奏澄によって開かれた
旧白山平泉寺
石畳の階段を登って境内に入ると
森のパワーがピリピリと伝わって来て
震えがとまりません。
一の鳥居から石階段はかつて義経と弁慶が立ち寄ったとも
言われています。
さらに奥へ進むと本殿が見えて来ました。
それよりなにより
石階段の両側の苔が凄い。
苔の上に苔が生えて
フカフカな緑の絨毯ですよ。
苔に感動しながら本尊へ
天正2年(1574年)に起きた
越前一向一揆により全山焼失したらしく
これはその後に再建された本尊です。
裏に回るとお寺じゃなく神社の本殿です。
彫刻が芸術でございます。
さらに奥に行くと三宮があるけど行きますか?
けっこう歩きそうなんですケロ
と、行くか行かないか迷いながら歩いてると
結局最後まで歩いてしまった。
(マイナリストあるある)
小さな祠の三宮ですが
ここの雰囲気も良い感じでございます。
疲れるけど来てよかっぱ。
戻りながら苔の回廊を・・・
いったい何年で
こんな風になるんだろう?
過ぎ去った歳月が作り出す
緑の芸術にただただ感動する響なのでした。
神秘に満ちた山に感謝し
しっかりお礼をして平泉寺白山神社を後にしました。
良い寄り道スポットだったでしょ?
福井県凄いねぇ~。
まだまだ福井県のパワーを貰いに
次んとこ行っちゃおぅ~~!
ドルルルルーーー!
熊が出そうですが
道は間違ってないですよ。
k112から山手に入ると
林道らしい林道になりますがこの奥にある
観音堂が次のスポットでございます。
「岩屋観音」
いや、コレが目当てじゃない。
この観音堂の境内にあるこれを見に来ました。
「岩屋の大杉」
推定樹齢500年
高さ:33m
幹周り:17mの巨木でございます。
今日は何かとパワースポット巡りみたいになって来ましたが
もう一個行っちゃうもんねぇ~。
ドルルルルーーー!
R158を走って九頭竜峡の手前から
k173に入ってまたまた林道RUNを楽しんでると到着。
これが白山神社のズラだっ!
「白山神社のカツラ」
推定樹齢1200年
高さ:28m
幹周り:15mで主幹を取り囲むひこばえの本数も
申し分ない立派なカツラの樹だ。
銀ガメ号を停めたすぐ真横にあるという
なんとも親切なカツラの樹なのでした。
(ズラの右に銀ガメ号が写ってるでしょ)
カツラの樹からも元気を貰い
もともと器の小さい私にそんなにパワーを詰め込んでどうするんだ?って
感じですがたぶん帰りの高速で使い果たしてしまうので
満タンにしておきます。
ルートの方は順調に帰る方向に向かっているのですが
ここで鉄分も補給。
越美北線の1両編成の可愛い列車。
のどかだねぇ~~。
引き続きR158に出て西に向かいますが
お昼になったので腹がすいて来たよ。
国道沿いにそば屋が数軒ありましたが
蕎麦は初日に食べたしなぁ~
と思いながら走ってると気になるお店を発見!
わたしの大好物じゃないですか。
鮎は育った川で香りが変わるというけど
九頭竜川の鮎はどんな味だろう?
鮎以外にウナギや海鮮が食べれる「内くら」と言うお店で
今日のランチはココとする。
食べるのはもちろん九頭竜川の鮎
塩焼き2尾に稚鮎の天ぷらまでついてる。
塩焼きの片方は八丁味噌盛りだよ。
じっくり炭火で焼いてるので
骨まで食べれます。
鮎の醍醐味の内臓はやや苦味が強いものの
旨味もあって頭の先っちょと塩まみれの尾びれだけを残して
背骨も何もかも全部喰っちゃった。
(箸なんか使わねぇ~よ)
あまりにも食べっぷりが良かったのか
店主から貴重な「うるか」も小皿でサービスしてくれました。
(響の豆知識講座:「うるか」とは鮎の内臓を塩漬けにした塩辛で古くからある保存食のこと)
「ご馳走様~~!」
鮎パワーで最後のスポットへGOだっ!
R158からk18に曲がって
「一乗谷朝倉氏遺跡」
白いお父さん犬の故郷
1573年に刀根坂の戦いで織田信長に敗れるまで
朝倉氏が越前を平定していた本拠の跡です。
入場料は響お一人様で210円。
道路脇の広大な遺跡跡はタダですが
復元された町並みの中だけ有料でございます。
(わたし日焼けしてる?)
武家の本拠の跡を「遺跡」と言うのは珍しい気がするけど
出土した2千以上の物が重要文化財に指定されたらしい。
石垣の土台の上に土壁が越前スタイルなのかな?
塀で仕切られた中に武家屋敷の跡や
染物を造る建物の再現などもありました。
復元された町並みから出ると何にもない ↓
さすが「タダ」の風景でございます。
でも周りは発掘作業で出来た穴がいっぱい空いてるよ。
続いて道路を渡って朝倉氏の庭園跡へ
三方を土塁と濠で囲まれた
5代当主朝倉義景が住んでいた館の跡です。
館の跡ですが中に入っても同じく発掘の穴しかないので
表に出て最後のジドリ。
帰る方角をしっかり指し示し
ナビを大阪南港にセット
国道を市街地方面に走り
福井ICから北陸自動車道へ
気分的には高速に乗った時点で
ツーリングは終わってしまった感じがして寂しい限りですが
無事に帰らないと意味がない。
こまめに休憩しながら大阪を目指すけど
京都から渋滞し始めたぞ。
何箇所かの渋滞はバイクの機動力を生かして
抜け出たけど吹田Jctから大渋滞。
阪神高速の料金所に入ることすら出来ないくらい・・・(汗)
船の時間は余裕たっぷりなので大丈夫だけど
どうしよう・・・
地図を見て吹田ICを降りて一般道で海沿いまで行って
そこから阪神5号線に乗る作戦で行く?
真夏の街中は信号が多くて
ここで初めて空油冷の熱気の凄さを思い知ります。
耐熱ワックスが揮発してるような臭いもしはじめたので
信号が長そうな時はエンジンを停めます。
こうして無事に阪神高速5号線へ
予想通りこっちは空いてるよ。
お盆の大型連休前で市内へ向かう車が
大渋滞してるようでしたが湾岸はスムースでした。
それでも夏休み期間なので
USJの帰りや甲子園もあるのでそれなりに車が多くなります。
4号線に入り大きな南港大橋を渡り
南港中ICで下りてフェリーターミナルに無事に到着。
帰りは名門大洋フェリーだよ。
(阪九フェリーはザコ寝しか空いてなかっぱ)
いままで船が古かったのであまり使わないフェリーでしたが
新造船になったので快適です。
乗船してまずはコレだね。
灼熱の大阪の道で蒸発した水分を
取り戻します。
(身体によくありません)
寝台でぐっすり寝て起きると目の前はもう九州。
目覚めの缶コーシーで目を覚まして
九州の土を踏みます。
家まで急いで帰る事もないので
峠越えで帰りますが九州の太陽ってギラギラしてねぇ~か?
もう朝から猛暑の予感がする九州でございます。
無事に帰ってバックも何もかも下ろして
洗剤アワアワたっぷりで愛情を込めて洗車してあげました。
何時ものように走行距離はメモってねぇ~よ。
でもいっぱい走った響の夏休みツーリングは
こうして大満足な気分でおしまい。
では、余韻に浸りながらまたのご乗車をお待ち申し上げます。
[イラスト:おくさんさん]



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